春分の日、煙探知機が作動した

+ 朝方は小雨が降り、このまま曇りか雨の天気かと思ったらその後は晴天となった。

  午前中、1週間塩漬けした豚バラ肉を中華鍋を使い、燻製した。鍋底に桜チップと三温糖を敷いてその上にバーベキュー用の網を置き、網の上に塩漬け豚肉を乗せ,フライパンで蓋をして超弱火にかける。

 こげてしまうので途中、三回、桜チップと三温糖を入れ替える。豚肉はときどき引っくり返し、煙が多すぎる時は水を少量入れて、2時間ほどで手作りベーコンが出来上がる。

 出来上がったベーコンを取り出し、中華鍋の底の焦げたチップを取り除き、水を入れて火にかけた。お湯でさらにおこげを洗うためだ。

 鍋を火にかけたまま近くに買い物に行き、帰ってきたら家のなかから鳥のさえずりのような音がする。まさか、鳥が家のなかにはいないだろうと思いつつ、玄関の戸を開けると警報音と音声が聞こえる。

 煙探知機だと気づき、台所に急ぐと煙だらけ。中華鍋が空焚きになり、ガスの火は止まっていたが煙が立ち込め、警報が作動した。すぐ窓を開け、煙を外に出すと警報機は止まった。

 すぐ近くでの買い物だから油断をしてしまった。ゴミ出しのような短い時間外に出る時もガスの火をつけたままはいけない。肝に銘じたい。

 だいぶ前に剪定した木槿(もしかしたら昨年末かも)の枝をボキボキ折ってゴミ出し用に束ねた。少し前に切った葡萄のつるも同じように短くして束ねようとしたが、しなやかで粘りがあり、なかなか折れない。

ボキボキではなく、ぐしゃと音がするが折れないのだ。葡萄のつるにこういう性質があると初めて知った。このつるでリースを作ろうと思い、何本ものつるを使って丸く形作った。かなり無理な力を加えても折れない。ひびは入っても折れない。つる性の植物はすべてこのような性質のつるを持っているのかというとそうではない。クレマチスのつるはポキッと折れてしまう。朝顔のつるもしなやかだが葡萄のつるのような強靭さはない。

 葡萄のつるで作ったリースはとりあえず玄関に吊るした。なにか飾りをつけたいが今はイメージが湧かないので後回しに。

 

 昨夜は眠りについた後、一度目を覚ましてしまい、そのときなぜか題詠の短歌のことを思い出した。「明(明らか)」という題で短歌を詠むというある神社の短歌会があり、すっかり忘れていたのにこういうときに思い出すのがおもしろい。

 眠りそうになりながら「明」という字からいろいろな連想をして、ふたつの短歌を考えた。メモして置こうとも思ったが目が冴えて眠れなくなるのが嫌でそのまま寝入ってしまった。

 朝起きてしばらくたって、そういえば昨夜短歌をふたつ作ったなと思い出した。ひとつはわりとすぐ思い出した。もうひとつはまったく思い出せなかった。思い出せないのがあまりいい気分がしなくて、真っ白な紙を持ってきて、「明」という字から連想することを書き始めたらふいに思い出した。思い出してしまうとなんだ、という短歌だった。

 

 亡き犬へ思慕がとつぜん溢れきて我が身ふるはせり桜咲くころ

 

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スモモの木は二本あるがこちらのほうが花つきがいい

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水仙がふたつ咲いた

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ビオラとチューリップを寄せ植えしたプランター、チューリップが色づき始めた

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パンジーとヒヤシンス、レモンバーベナの寄せ植え、ヒヤシンスが咲きそろった

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白花のノースポール、銀色の葉のシロタエギク、青色の小花の忘れな草