お昼過ぎから大粒の雨

 お昼前から雷が鳴り始め、お昼を過ぎた頃、突然大粒の雨が降ってきた。地面に向かって突き刺さるような細長く鋭い雨粒が目に見えた。近所の八百屋さんで、梅干しに使うシソを買ってその店から出ようというときのことだ。
 大きめの傘を持っていたが雨に濡れてしまう。激しい雨音に心を揺さぶられたのか、昨年の6月に亡くなった柴犬レオが目の前に浮かんできた。多摩川で散歩中にこのような雨にあったときもあった。激しい雨の中、家の前の道路でトイレをさせようと出て、ころんでしまい、ずぶ濡れになったことも。レオとふたりで家の中にいたときもあった。一昨年の今頃だろうか.何処かの柴わんこが雷鳴に驚いで家から逃走し、わが家に少しの間だけ保護していたことも。あの日は雨が降っている間、レオは家でずっと寝ていたね。
 こんなことを考え、家に帰った。思えば昨年も塩漬けした梅を、赤シソの葉で色づけした梅酢に漬けたが、レオが亡くなってすぐのことだった。日記を見ると、赤シソを買ったのがレオが亡くなる前日の金曜日だった。たぶん、レオが亡くなった翌日か翌々日くらいに、赤シソの葉を塩でもんで梅酢にひたし、大きな瓶に梅を漬けこんだのだろう。そのとき、そんな作業をする気力がなかったのに、仕方なく自らを励ましながら(レオがいる時に塩漬けした梅だから、最後まで仕上げないと思い〉、作業を進めたことを憶えている。
 今日は気持ちはその時より落ち着いているが体調はいまいち。袋に入ったシソの葉を茎から切り離し、葉の分量の20%の塩で2回にわけてもんで、灰汁を出し、絞ったものを梅酢に漬けた。梅酢が赤く染まる。塩漬けして柔らかくなった梅をガラス瓶に入れ、その上にシソの葉を重ね、さらに梅を入れシソの葉を重ね,何段かに重ね上から赤い梅酢をかけた。このまま土用干しまで置いて、あとは天日干しをする。

 雨が降っていなかった午前中の早い時間は、蔓延るドクダミなどの草むしりや花の終わったナデシコを切り戻したりなど、庭仕事をいっぱいこなした。そのため疲れが出て、お昼前まで一時間ほど昼寝。からだの調子は本調子でなく、自分のからだと相談しながらの日々になりそうだ。


6月14日と17日に冷凍保存用袋に塩漬けした梅を今日、赤シソで色づけした梅酢に漬けた
2袋分で梅2キログラムを漬けた


こちらは昨日漬けた梅ジュース
青梅1,6〜7キログラム(基本は1キログラムだから多め〉、氷砂糖900グラム、米酢80CC
仏間には梅を漬けこんだ瓶が6本も置いてあり、梅屋敷(???)みたいになってきた