梅ジュース、青梅の甘露煮を作る

 どんよりした曇り空の一日。一日中、家にいてあれこれ梅の加工をした。
 杏色に熟した梅一キログラムを使い、氷砂糖を600グラムほど、米酢を100ccくらい入れて、まず梅ジュースを仕込む。2リットルのガラス瓶に梅と氷砂糖を交互に入れ、最後に米酢を振りかけて、瓶を逆さにしてまんべんなく酢をまぶした。使った梅は先週の土曜日に近所の人たちと収穫したものの残り。梅干し用の大粒の梅が少し残ったから。
 午後はまだ梅を収穫していない梅の木から、大粒の青梅を選んで手でもぎ取った。青梅の甘露煮を作るためだ。ブログ友だちで先輩のuiriさんが、コメントで青梅の甘露煮を作るつもりとコメントされたのに刺激され、作りたくなった。
 昨年は皮がむけてあまり上手にできなかったので、今年はうまくいくといいなと思いつつ、作業にとりかかる。青梅をよく水洗いし、実に残ったへたをきれいに太めの針で取り除く。一粒ずつ梅に同じ針で20個ほど穴をあける。これで下準備は完了。  
 梅がつかるくらいのひたひたの水で、50度くらいまで温度を上げて青梅をゆでる。温度を上げ過ぎないように、弱火にする。お湯が熱くなったら、お湯を捨て、水を入れてまた茹でる、これを4回も繰り返した。
 鍋にゆでた梅を並べ、860ccの水を注ぎ、お砂糖を分量(400グラム、梅の重量の8割)の三分の一入れる。ごく弱火にして、出てきたアクをとる。落としぶたにガーゼを使い、次の三分の一量の砂糖はガーゼの上から入れるのだが、砂糖の重みでガーゼが沈み、それが梅にさわって皮がむけてしまった(2粒ほどだが)。
 梅の皮はやわらかくなっているのですごくデリケート。ちょっとしたことで、つるりに皮がむけてしまう。
 砂糖を入れるごとに5分くらい煮るのだが、他のことをやっているのでもう少し長く煮ていた。ぜんぶで30分くらい煮て火を止めた。
 今までのところでは、昨年よりうまくできたようだ。パチパチパチ。

 皮がむけた梅をひとつ味見、やわらかくておいしい。とろける〜


 6月10日(月)に漬物用の小さな樽に梅干し用の梅を漬け込んだ。今日開けてみたら、もう梅酢が上まで上がっていたので、4キログラムの重しを半分ほどの重さに調整した。梅2キログラム、粗塩380グラム、ホワイトリカー200ccを使った。ホワイトリカーはカビを防ぐために使う。梅をホワイトリカーに浸け、さらに塩をまぶして、樽に重ねていった。一段ごとに塩をふりかけ、最後にいちばん多くの塩をふりかける。最後にホワイトリカーも上からふりかける。
 八百屋さんにはもう赤シソが出回っている。数日中に赤シソに浸けこむ作業をしようか、思案中。


 昨夜の老犬レオは、やはり何度も起きたが、だいぶ落ち着いてきたほう。2〜3時間くらい寝て起きるというサイクルなので、わたしもまあまあ眠れた。
 昨夜も夜中におしっこ(2回した)、うんちをして、うすめた牛乳を飲み、ドッグフードも食べた。
 ただ、朝は早めに起き、朝ごはんを朝のうちに食べてくれたので、よかった。今朝は食欲もあって、牛肉の焼いたもの、スライスチーズ、薄切りハム一枚、空豆をゆでたものにマヨネーズかけ、にんじんのすりおろしをほとんど食べた。空豆はつぶしてハムに包んで食べさせた。 

たわわに実のるスモモ
果実の重みで枝が下に垂れさがっている

もう赤くなっている実もちらほら
撮影の後、この赤いスモモはわたしの口にほうりこまれた


半分しか花開かないダリア
つぼみの片側がまったく色づいていない
こんな開き方は初めて見た
ぜんぶ開けば超大輪の花になるのだが