引き続き青梅の収穫を

 晴れて気持ちのいい風が吹く。陽ざしが強く日中は暑くなった。

 気温が上がったせいか、晴れの日が続くためか、青梅の色づくのが早くなったように感じる。

 背中を押されるように今日も青梅を収穫した。と言っても昨日よりは少なめ。

 お向かいの家に1キログラム余り、その家から一軒あけて右隣の家に1キログラム余り、床屋さんに1キログラムあまり、姪の子供を車で迎えに来た甥の奥さんに1キログラム余り。ぜんぶで6キログラム強はあったと思う。

 自宅用には、残った青梅を数百グラムほど。これは夜、小さな瓶で梅ジュースを仕込んだ。

 収穫した青梅は最初誰にあげようというあてがなく、取り始めたがなんとなく声をかけたり、向こうから来たりしてあげる相手が決まった。

 家の前の道路の端に大きな容器に青梅を入れて、自由に持って行ってもらうようにしようかと思ったが今日のところはもらってくれる相手が見つかった。

 お昼過ぎ、近くに住む従妹が自転車でやってきて昨日収穫した青梅3キログラムあまりを受け取りに来た。梅ジュースを3瓶作るという。

 青梅の収穫も大変だがさらに大変にしているのは、混みあった枝や交錯した枝を切る作業だ。かなり太い枝を何本もノコギリで切った。毎年同じように切っているのに新しい枝がどんどん伸びるので、また切らなければいけない。

 特に樹勢の強い若い木(と言っても苗木を植えて16年はたっている)は切っても切っても新しい枝を毎年伸ばす。かなり太めのしっかりした枝も伸ばす。毎年切らないとどんどん枝が錯綜して木のなかのほうに陽が当たらず、風通しも悪くなる。