梅の甘露煮を作る

 今年も梅の花がいっぱい咲き、花が落ちた後、小さな実がかなり付いている。昨年も梅の実は豊作で、梅酒を3瓶も漬けこんだ。そのうち、一瓶はほとんど飲んでしまい、梅の実が残っていた。この梅の実で甘露煮を作ろうと少し前から考えていた。あるブログで焼酎に漬けこんだ梅の実を水と砂糖で煮るだけで甘露煮ができることを知ったからだ。簡単でとてもおいしいと書いてあり、これならわたしにもできそうと思っていた。
 梅の実を瓶から取り出し、水とお砂糖を入れて、最初は中火で煮立つ前に弱火にしてことこと煮こんだ。水はひたひたより少し多め。煮ている間、なんども味見をした。
梅の実はすぐやわらかくなるが、煮てすぐのときは酸味が強く残っているが、煮る時間が長くなるにつれて、甘みがしみこんでくる。砂糖の量や甘みの強さは好みだが、今回はかなり甘めにできた。シロップが少し残っている状態で火を止めた。出来あがりのシロップはこはく色でとろーり。梅の実はくずれるほとやわらかく、甘みをたっぷり吸いこんでいる。
 味見も含めていくつ食べただろうか。シロップを水でうすめ、梅の実も一つ入れて、ゼリーが作れるかも。甘露煮とヨーグルトをあわせるのもいいかもしれないな。簡単でこんなにおししい梅の甘露煮を教えてくれたブロガーさんに感謝。

 老犬レオはあいかわらずくるくる回ってまっすぐ歩かないので、散歩はかなり大変だが、ぐわぐわ喉を鳴らす発作はここ数日起こさなくなった。発作を起こすと顔を床にくっつけてそのままひっくり返ったりして、辛そうなので、いまは落ち着いている感じだ。食欲もふつうに戻った。今日は近くのコンビニまでレオを乗せて買い物に行った。最近では車は病院に行く時しか乗らないので、調子のいいときは車で近場でもいいからレオを乗せて行ければいいなと思っていた。あまり車は好きでないので無理はしないが様子を見ながら、短いドライブから始めてみたい。


亡き母にこの梅の甘露煮をいちばん食べてもらいたかった。梅酒も好きだったし、甘いものが好きだったから。仏前に供えた。