今日も冷たい雨、武蔵小杉の歌会へ

 ほぼ一日の冷たい雨の一日。

 午後から開かれる武蔵小杉の歌会に行った。天候が悪いため、歌会を休む人が多く、4名での歌会となった。

 参加しない人の作品もふくめて18首の短歌をひとつひとつ講評しあった。短歌の話からさまざまな話題に発展するのはいつものことだ。

 わたしが今回出した短歌はみなさんにあまり評価されず、やや気落ちした。

 

きさらぎに四月の気温訪れて地球の悲鳴耳底にひびく

バスを待つわがうつしみが道のうへ日なたを窪ませ影となりたり

座布団を二つに折れば枕となり冬の陽ざしのララバイ頬に

 

 歌会は前半と後半に分かれるが、その間の休憩時間にお菓子を持ってきた仲間がいて、みんなに配ったので食べながらよもやま話をした。歌会中に何を話したかよく覚えていない。地震の話はけっこうやった。2011年の東日本大震災の時、どこにいたかを4人がそれぞれ話した。地震の話はわたしがくらっと建物が動いた感じがして、そのことを伝えたのがきっかけだ。タワーマンションの2階の会議室で歌会が開かれているが、2022年当時、このビルは建ってから3年目だった。超高層ビルがその時どんなふうに揺れたのかという話も出た。

 歌会を終え、今日はすぐお開きにした。わたしは夕食の買い物を少しして最寄り駅に移動。駅前のケンタッキー・フライドチキンの2階で珈琲を飲んだ。雨の日なのでお客が少なく閑散としていて、とてもいい感じ。この店の空いている時間がゆったりと過ごせて大好きである。雨の降り方がだんだん強くなるようで気になったが、割と長い時間ねばった。

 キープメモで作った短歌を記録しながら。