雨の日曜日、明治神宮の月次歌会へ

 朝から冷たい雨が降る。

 朝目覚めたのは9時少し前。10時頃には家を出たかったので、あわてて起きた。

 いつもとは違っててきぱきと朝ごはん、歯磨き、洗顔、化粧、着替えなどをこなした。

 10時過ぎに家を出て、11時少し過ぎに明治神宮に着いた。

 今日の講師は歌人の森山晴美さん。当座は「雪』である。この歌会に40名の方が参加した。

 原稿用紙を持っていくのを忘れたので、歌会の資料の片隅を使ったり、ラインのキープメモで短歌を作った。いろいろな雪の場面を思い浮かべて、5~6首作り、そのうちの一首を提出した。

 

提出したのは

大雪の予報に夜の歌会が中止となればひと日雪待つ

 

こんな歌も作った。

窓辺より眺める柿の木ぬれ光る黒き枝には雪をのせをり

道端に凍れる雪を長靴で踏み砕く子を父が見守る

道端の雪をまるめて蹴りながら小学生の登校楽し

雪かぶる黄色のビオラうすものの衣まとひて朝日をあびる

 

 歌会で久しぶりに練りきりの和菓子が供された。くろもじということばを聞くのも久しぶり、和菓子の名前は「ここはどこ?」だったかな。度忘れした。

 

 今日はわたしの誕生日なので、いつもと違うことをいくつかしてみた。歌会の席で他の方に声をかけるようにしたことが一つ。歌会の帰りのルートを変えて、渋谷に出た。

 歌会からの帰り、友だちからの誕生祝いのメールが届いているのに気づいた。わたしの好きな写真家の言葉を教えてくれた。写真家は未熟ではいけないし、円熟してもいけない、半熟であるべし、みたいなことばだ。

 家に帰り、夜になって友だちからハッピーバースディのラインが届いたので、しばらくやりとりした。