やや暖かめの師走、武蔵小杉の歌会へ

 12月に入り、気温が下がったように思ったが今日は空気が緩んだ感じだった。

 午後からの歌会に向けて午前中は提出する短歌3首を考えたり、歌会に提出された皆さんの歌からいいと思ったものを選歌した。

 12時少し過ぎに家を出て、最寄りの駅まで坂を上って行った。

 会場となる中原市民館には4人の方が来ていて、合流したわたしとともに2階に上り、広めの会議室に入った。テーブルを動かし、車座に座った。

 1時から司会の人による進行で歌会がはじまった。参加者はいつもより2名少なく5名。プリントされた短歌は19首。前半と後半に分け、1首づつその歌を選んだ人を中心に全員で講評し合う。ここはこうしたほうがいいという意見も活発に出される。

 参加人数が少ないのでいつもより早く歌会が終わった。いつもは歌会の後に何人かで珈琲を飲む時間を持つが、今日は休んだ人や他の用事がある人がいて人数がそろわず歌会だけで解散した。

 わたしはよく行く店で買い物をした後、武蔵小杉に住む友だちにラインで連絡をとり駅前のカフェで会った。1時間半ほど話した後、歌会の仲間から返してもらった俵万智さんの歌集を友だちに貸した。友だちは(俵さんの歌集を読むのは)『サラダ記念日』以来と言った。

 帰りは少し雨が降っていた。空気にあたたかさを感じたのは雨の前だったからかと思った。

 

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