昨日、日曜は友だちと武蔵小杉でお茶を

 空気は冷たいが陽ざしがたっぷり注ぐ、冬らしい日が続く。  

 昨日の日曜は午後から武蔵小杉でお茶をした。

 午前中、友だちとラインのやりとりをして、その流れで会うことになった。

 昨夜、たっぷりと眠れたのも会おうという気持ちになった、理由のひとつ。

 ただ、体調は万全とは言えなく、お腹の調子がよくない。

 ランチを楽しむ気分になれなかったので、お茶を楽しむことにした。

 武蔵小杉駅前にあるスターバックスで会った。友だちは近くに住んでゐるので、先に来て席をとってくれたが、ちょうどどこかに行っているときにわたしが店に着いた。テーブルの上に見覚えのあるバックが置かれたいので、ここだろうと思ったがラインで確認したらそうだとのこと。やがて、友だちが現れた。 

 ここで友だちと会うのは3回目くらい。はじめてのときは6年あまりぶりに再会したときだった。あのときはお互いに相手の気持ちをはかりかねて、再会を喜びつつ、いま思うと緊張感があった。

 昨日は長い付き合いの友だち同士のような安心感があったように思う。

 わたしは珈琲をさけてカモミールティーを注文した。友だちは何の飲み物を注文したかは知らないが、お菓子をふたつ選んでひとつをわたしに勧めてくれた。友だちはそのお菓子が昼食代わりかもしれない。

 友だちに最近あった、心配なできごとを聞きながら、わたしは短歌のことを話した。1月から始まったテレビドラマの話もした。何が面白いかを友だちに聞いた。わたしはあまりテレビドラマを続けて見ることがないから。友だちがすすめたのはこの世にはありえないような、だいぶひねりをきかせた恋物語ふたうである。ひとつは死神と取引をして自分の五感をつぎつぎと失ってゆく女性とその初恋の人との物語。もうひとつは何かの事件で相手の目を見ると考えていることがわかってしまう女性が韓国人の男性と恋に落ちると言う物語。韓国語がわからないので、相手の脳の動きがわかってもことばとしての意味がわからないのだろう。

 友だちのスマホが鳴った。近々トラブった知人からの電話で、友だちは忘れかけていたのに、と電話が終わった後言った。

 とりとめのない話を楽しみ、夕方になり店を出た。友だちからバレンタインのチョコレートとムスカリ水耕栽培用の球根をもらった。

 いつも友だちにはももらってばかり。ありがたいけど悪いなあとも思う。