青い空に白い雲がほつんと浮かんでいて、日差しがたっぷりの休日。昨日の建国記念日の振り替え休日である。
今日か明日、メールで送る短歌を考えようと、ネットできっかけになる言葉を探したりして、いくつか作ったがあまり納得できない。「再生」というテーマで短歌を読んでくださいという。
再生と聞いてすぐ思い浮かぶものもあるし、あれこれ考えを巡らして考えつくものもある。短歌にすると説明的になってしまうものはさけたい。
何首か候補があるが、今日それらに何首か加えた。もうこれらから選ぶしかないだろう。あまり考えすぎるととんでもない短歌ができそうなので、肩の力を抜いて、、、、。初めて参加する歌会なので、ウォーミングアップのつもりで短歌を出そうか。
行き詰まりを感じた頃、庭に面している廊下は陽ざしがたっぷり。観葉植物や水耕栽培のヒヤシンスやムスカリが置いてあるので様子を見に行った。見ているうちに陽ざしに暖められて、眠くなってきた。
日にあてていた座布団を二つ折りにして枕にして、横になるとそのまま眠ってしまった。目が覚めたときは太陽が傾いて、先ほどまでの陽光はなくなっていた。空を見上げると真っ青な中ななかに白い雲がひとつ通り過ぎてゆく。葉を落とした石榴の木に小さな乾いた感じの石榴の実がいくつかつり下がっている。おそく花が咲き、おそく実を結んだが、固すぎて鳥も啄まない。
廊下に直に眠っていたのだがからだは痛くならず、寒くもない。陽ざしがあると温室のように廊下はあたたかなのだ。