昨夜は友だちと電話で言い争い、今日は美術館の図書館へ

 今日は空が晴れわたり、風がとても冷たい。

 昨夜、友だちと電話で言い争いをしてしまい、あまり目覚めがよくなかった。友だちに確認したいことがあり、早めに電話がほしかったが夜になってから電話があったことと、積もり積もったあれやこれやがすべて噴き出したような言い争いだ。最初のほうはおだやかに話していたが、肝心な話になるとおたがいに相手のことがよくわかっていない、ということが露呈し、わたしが不満をぶつけたような展開だ。

 電話の最後におたがいに感情的になったことを謝罪し、おたがいにありがとうございますと言って電話を切った。それでも後味はあまりよくない。

 午前中、謝罪のラインを送ったが返信は夜になってもまだこない。

 昼食を食べた後、東京都現代美術館に付属している図書館に行くことにした。国会図書館で見られなかったマーク・ロスコというアメリカの現代美術家の画集がここには何冊かあるようだ。

 半蔵門線清澄白河駅で降りて、冷たい風に吹かれながら美術館へ。

 図書館は地下一階にある。荷物はロッカーに入れて、財布とスマホだけを持って入館した。閲覧をするため、係の方に聞くと開架書庫に案内してくれた。4冊ほど、マーク・ロスコに関する本を見つけた。画集が一冊、展示会のカタログが一冊、ロスコが書いた美術論が一冊、ロスコの伝記が一冊である。図書は字が小さくて読みにくいので画集を中心に見た。

 さらに閉架書庫には英語版の画集があり、そのうち2冊を閲覧した。マーク・ロスコをはじめ、15人の芸術家について書いた本も閲覧した。

 画集でいいなと思ったのは英語版のものである。『ROTHCO THE COLOR FIELD PAINTING』と『Mark Rothko in New York』の2冊がよかった。掲載している作品もいいし、作品のレイアウトの仕方、色合いがよかった。

 暗くなってから図書館を後にした。清澄白河駅から最寄り駅の二子玉川まで39分かかる。うれしいことに急行電車がわりと空いていて座れた。だが青山一丁目、表参道、渋谷と進むにつれて車内は混んできた。ちょうど帰宅の時間で、急行なので大幅に止まる駅が少なく、利用する人が多いのだ。

 二子玉川で夕食の買い物をして、バスに乗り家に帰った。

 

 

庭の紅梅に目白がやってきた。花から花へ移動し、花びらを散らしながら蜜を吸う