武蔵小杉の歌会の詠草を送る

 冷たい風が吹き飛ばされるほど強い一日。

 お昼過ぎに近くの肉屋さんに買い物に行ったときは、北からの風をまともに受けて、からだのなかを冷たい風が通り抜ける感じがあった。北の方向にあるコンビニに向かって歩きながら、引き返したくなったほどだ。

 午前中、武蔵小杉の歌会に参加するみなさんの短歌にわたしの短歌を加えて、ワードの文書をプリントした。それをコンビニで人数分コピーをとったのである。

 短歌を作る時に迷いが出て来て、うまく作れなくなった。さあてどうしよう。季刊の短歌誌「しらぬ火」に短歌を10首送るのだが、今月末必着である。時間がいやおうなく過ぎるから、迷いつつ模索しつつ作るしかない。

 プリントしたものに互選表をホチキスで付けて、みなさんが自分で宛名を書いた封筒に入れて、発送した。

 ひと仕事を終え、昼食後は浜松の友だちから教えてもらったEテレNHKアカデミアを見た。「短歌という魔法」というタイトルで、歌人穂村弘さんが短歌について語る。オンラインで、短歌に興味を持つ若者が質問をする場面では、短歌にとって本質的な質問がいくつかあり、穂村さんの答えを興味深く聞いた。今日見たのは前篇で先週放映されたものの再放送だ。後篇が明日の夜に放送される。

 テレビを見る前に別の友だちからラインが入ったので、友だちにも番組のことを教えたら、録画したとのことだ。 

 テレビを見終わり、庭に出た。枯葉が目立つ駐車場を掃除したかったからだ。その前に昨年剪定した金木犀の枝の一部がそのまま放置されていたので、からからに乾いた枝をぼきぼき折って75リットルのゴミ袋に入れた。乾いているので太い枝は脚で押さえて折ることができた。切ったばかりの枝は粘りがあって、折るのに力がいる。

 ゴミ袋がほぼいっぱいになったが、さらに駐車場に吹き寄せられた落ち葉を掃いてほうり込んだ。落ち葉も乾燥してからからである。

 昨日に続き、体を動かし、いつも使わない筋肉を使ったので疲れた。

 家に戻ってしばらく休んだ。