秋の嵐の昨日は、武蔵小杉の歌会に行く

 昨日の朝は風が強く、雨が降った。樹高の高い木を植えた植木鉢がふたつ風で倒された。持ちあげて元に戻してもまた倒れた。 

 昨日の午後から武蔵小杉の歌会が開かれた。前日、新宿で夜の短歌教室があったので、疲れが残っていないか心配したがそれほどでもなかった。

 雨が止み晴れ間は出ても強い風が残っているなかをバスと電車を乗り継いで歌会に行った。

 昨日の歌会で司会を務める予定の仲間が、腰の圧迫骨折を患い、休んだことを歌会の会場で知った。腰の圧迫骨折は2回目で、一回目で補強した部分の下が骨折したそうだ。補強の金具だろうか、それを入れた部分の上下はかえってまた骨折をしやすいそうだ。強くなった部分は大丈夫だがその上下はもろいままで強い力が働くと折れるのだろう。

 検査をして手術ができるかどうか検討するようだ。

 ピンチヒッターの人が司会をやって歌会がすすめられた。メンバーは7名だがそのうち5名が参加した。ぜんぶで16首の短歌を全員で講評したり、感想を述べあう。参加人数も少なく、歌数も少ないので早めに会は終わった。いつもの通り、短歌に関しての話だけでなく、そこから発展した世間話、昔話、家族の話、見聞きした話などもさかんだった。

 歌会のあと、ひとりはすぐ帰り、残った4名でいつも行く店に入った。ひとりは早めの夕食をとり、わたしを入れた3人は、紅あずまとキャラメルソースのタルトとコーヒーのセットを注文した。季節感があるさつまいものおいしいタルトだった。やさしい甘みがよかった。

 あまり楽しい話題はなくて、話してそれほど楽しいとは思わなかったが、おいしいタルトとコーヒーを味わいつつ、歌会の緊張を和らげる効果はあった。おたがいの短歌についてお互いが思ったことを言い合う歌会は、いくらなごやかな雰囲気のなかでおこなわれても多少の緊張はある。わたしが言った率直な意見に対して、反論を言ってくる人もいて、ひとそれぞれだがそれなりの緊張がある。

 緊張を感じたら、それをゆるめる時間を持つとか、ゆるめることをするなど、バランスをとりながら生活するのが良さそうだ。

 

昨日の昼頃の空、朝はすごい雨と風だったが前線一過の青空

今日の朝の空、すももの木の葉が落ちてまばらになってきた

ダリヤの花、花びらの数が少なめで少しさびしい

赤いペンタスは夏の花だがまた元気に咲いている、隣の千日紅も咲いている

ジニア・リネアリスの白い花