街川にかるがものひなが三羽

 昨夜は雨風ともに強く、家のなかにいても落ち着かない気持ちになった。風で家がみしみし鳴る音も聞いた。カーテンを開けて外を眺めると猛烈な雨によって庭に出水のように水か溢れている様子が目に入った。

 その水が家に入ってくるような幻想にとらわれてカーテンを閉めた。

 夜が開けてしばらくは雨が降っていたがやがて雨が止み晴れ間がでた。買い物に出たが、近所の肉屋さんは買い物客で混んでいる。しかたなく他で買い物をして、そのまま短い散歩に行き、その帰り近くの川に寄るとカルガモの親とひながいた。

 ひなは三羽。親鳥は二羽いる。昨夜のこの川は濁流が勢いよく流れる状態だったと思う。そのなかをどのように生き延びたのだろうか。親は飛べるがひなはまだ飛べない、岸辺に上ることはできるのだろうか。親がくわえて岸辺にもちあげるとか?

 もっとひなの数が多かったかもしれない。流されたものもいるのではないか。

 道行く人も川のひなを見つけるとしばらく川辺に立って眺めている。わたしもカメラやスマホを持ってひなの姿を追った。


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 午後は熟した梅を刻んで梅ジャムを作った。味見をしたら糖分が少なめで酸っぱさが強めだ。もう一度煮直すか、このまま食べるか、迷っている。


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