オオムラサキツツジの剪定の続き

 朝早めの時間、ゴミ出しをした後、近くの川に行くと軽鴨が一羽こちらのほうに泳いできた。

 わたしが立っている目の前で、軽鴨は泳ぎをやめ、川に浮かんだまま羽根のつけねを嘴でつっつきはじめた。この姿を見て、わたしが名づけた軽鴨ルパンだとわかった。ルパンは他の軽鴨より羽根をつくろっていることが多い。

 羽根をつくろえ終えると岸辺に上がって、いごこちのいい場所を見つけ、目をつぶっている。驚かさないようにそっと離れ、川のめぐりをぐるっと回った。二つの小さな橋の間の岸辺にルパンがいるので、ときどきそちらの方に目をやりながら。

 ルパンが顔を上げ、警戒している様子が離れたところからもわかった。軽鴨が一羽飛び立った。ルパンはこの軽鴨を警戒していたのだろうか。

 朝食後は庭に出てオオムラサキツツジの刈り込みをした。駐車場の周りに植えたツツジを3本刈り込んだ。ゴミ袋に切った枝を入れてから、ひと休みするために家に入った。

 今日は珍しいことだが家を訪れた人が二人。ひとりからはマスクを、もうひとりからは竹の子をいただいた。

 どちらも家に上がってもらい、マスクをつけて話した。不思議なことにコロナウィルスが流行る前より家に来るお客さんが多くなった。たまたまこの時期に重なっているだけかもしれないが。

 竹の子をくれた奥さんは趣味の押し花を持ってきてくれ、わたしに見せてくれた。ふたりで名前のわからない花の名前を調べた。

 夕方近くになり、日差しが弱くなってから庭に出て、オオムラサキツツジの剪定を3本、梅の木も1本剪定した。梅の木は切るつもりがなかったが、その下で薔薇が日陰になっているのを見て、伸びすぎた枝を切る気になった。

 この季節、庭木がどんどん葉を繁らせるので、光があたらない木が多くなる。枝を間引いたりして、陽当たりや風通しをよくしたい。

 

客在りて互いのマスクを見ながらの話しをかわすひととき過ごす

 

わが描きし葉書サイズの水彩画買いたいといふ人いるミステリー

 

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白い芍薬の花が咲き始めた

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芍薬の花の鉢はふたつある

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オールドローズ

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白いストックが咲く花壇

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宿根バーベナ

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山紫陽花”舞妓”

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夕方の空、今日も夕焼けがきれいだったがちらっと見ただけ