雨の日、鉄砲百合が咲いた

 晴れた昨日とスイッチが切り替わったように、今日は朝から雨が降っている。

 先週開かれた武蔵小杉の歌会に参加している皆さんの詠草(短歌)をwordで入力する作業をした。6月の歌会の詠草をプリントして送る役目が回ってきたからだ。現在、三人でこの作業を行っているので、ほぼ3ヶ月に一回やらなければいけない。だんだんやろうと言う気持ちが薄れてきたが、歌会を続ける限りは必要な作業なので、あまりやりたがらない自分をなだめている。

 気持ちとは裏腹に入力作業は慣れているので早くできるし、参加する人数が少ないのでこれも負担軽減には役立っている。

 午前中に詠草の原稿を作り終え、プリントアウトした元原稿をコンビニに持って行き、人数分のコピーをとった。それぞれの封筒に詠草と、数ヶ月分の歌会の日時や会議室を知らせるものを同胞し、投函した。

 全部終えてやれやれ、肩の荷をおろした気分。

 歌会を継続させるための負担をなるべく軽くしたいと切に願っている。

 これから雨の日が多くなりそうだが、青梅の収穫時期になったので空を眺めながら憂うつな気分になった。

 花壇では雨の日になぜか開花することが多い、鉄砲百合が開いた。一本だけだが、柴犬レオや老犬ももこがいたときから咲いている同じ花なので(植えっぱなしの球根から)、見ているとなつかしく哀しさがある。