昨日は武蔵小杉の歌会、今日は家で忙しかった

 昨日は武蔵小杉の歌会があり、午後から駅前の中原市民館で開かれる歌会に参加した。参加者はわたしを入れて6名、1名が休みだ。 

 わたしは詠草プリントの制作と発送を行い、さらに歌会の司会も務めた。7名分の19首の短歌を前半と後半に分けて、参加するみなさんでああだこうだと言いあう。ひとりに付き5首のいいと思った短歌を選ぶことができる。おたがいに選びあうから互選という。

 わたしの短歌は北海道のオジロワシを詠んだ歌が4名から選ばれて、昨日の最高得点だ。オジロワシは渡り鳥だが近年、日本に定住するものが増え、風力発電の風車によって羽根が嘴を傷つけることが多くなった。羽根を風車でもがれたオジロワシを詠った短歌である。

 自らを捕食する生きものを持たないオジロワシにとって、風車により傷つけられるとはどれほどの衝撃だろうか。自分より大きな強大なものに遭遇したオジロワシの絶望を思うとかわいそうでたまらない。

 歌会のあとは三名でいつも行くイタリアンの店に行き、わたしともうひとりはパスタを、他のひとりは珈琲とケーキを注文した。

 歌会から家に帰る時は雨が降っていて、洗濯物を家に入れて来てよかったと思った。そのまま雨は降り続き、夜は雨脚が強くなったようだ。

 

 起きると雨が止んでいて、日差しが注いでいた。気温が上がり、日差しも夏を思わせる強さだ。

 午前中は6月10日締め切りの明治神宮献詠歌を考えた。兼題は「雨」である。いくつもの歌ができたが、これにしようと決めるのに時間がかかった。時々、他のことをしながらまた短歌に戻って考えた。友だちに長めのラインを送ったのも他のことのひとつだ。午後になり、今日中に投函しないと締め切りに間に合わないと思い、何とか決めて投函した。

 投函した後は、昨日の武蔵小杉の歌会で預かってきたみなさんの詠草(短歌)をワードで入力した。二週間後の次の歌会のために詠草プリントを作るためだ。次回は18首の短歌が集まり、いちおう入力し終えた。一晩おいて明日、文字校正をした後、印刷し、人数分のコピーをとって投函するつもりだ。

 夕方近く、午前中長めのラインを送った友だちから返信があり、断続的に1時間くらいかけてやりとりした。最後は電話で少し話した。

 いろいろと忙しい一日だった。熟した梅の実を梅ジャム用に細かく刻んで鍋に入れてある。三温糖を入れて冷蔵庫で保存し、明日に煮詰めるつもりだ。