朝日カルチャーの短歌教室をはじめて受講

 今日も雲ひとつない空。

 午後から横浜で高野・影山短歌教室を受講した。高野公彦さんと影山一男さんのおふたりの講師が、月に二回、三ヶ月の教室を教える。

 今日は高野さんの教室で、わたしにとっては初参加だ。生徒は28名で全員女性。わたしも含め2名ほど初参加のひとがいるようで、あとは継続の人たちだ。

 全員が短歌を一首提出し、それらをプリントしたものが教室においてあり、各自持っていく。

 前半と後半にわかれ、2時間の講義が行われる。短歌の講評が主な内容だが、短歌とはこういうものだという教えもある。

 助詞や動詞の使い方など細かい指摘もとても参考になるが、短歌の根幹に関わることばが印象的だった。短歌はことばの内容(意味)とことばのリズムで表現するもの。内容だけでは短歌とは言えない。ではリズムだけならどうだろうか。

 また、他人の言葉に耳を傾けよ、という教えも納得できた、

 高野氏がことばの切れを無視した短歌や、ひとりよがりで意味不明の短歌をかなり強くダメ出ししたのにやや驚いた。

 だか講評を聞く方が歌会に参加するよりは疲れないと感じた。歌会はこちらの主体的参加か求められる。みなさんの歌をどのように解釈し、どのように評価するか、が求められる。

 ただ、一回ごとに28首もの短歌に出会えるわけなので、自分のなかで選歌するなど主体的に関わる方向を試してみたい。