混み合う国会図書館に行った

 晴れたがそんなに気温は上らず過ごしやすい一日。

 読みたい歌集があったので、国会図書館に行った。11時少し前に家を出たので、図書館に着いたのは12時少し前だった。

 本の閲覧を申し込む端末を置いた席が空いていないので、しかたなく立ったまま端末を操作する壁際の一画に行って、端末を操作、読みたい本の閲覧申し込みをした。

 もういちど探すと咳が空いていたのでそこを確保し、さらに雑誌を数冊申し込んだ。

 受け取るまで時間がかかるので、新館6階にある食堂に行き、ランチを食べた。30分くしてして、閲覧申し込みをした雑誌や本を受け取り、先ほど確保した席に行くと、別の人が座っていた。端末の前に置いていったわたしのノートが離れたところに移動していた。

 端末を操作している人にこの席はわたしが使っていた席でノートをここに置いて行ったと話すと、相手は立ち上がり、気色ばんだ様子。面と向かって顔をみたがこの人とやり合うのは時間と労力の無駄と思い、ノートを手に取り、さっさと退散した。

 新館のほうに移動すると、空いている席がいくつかあったが別に端末はもう使わなくていいと思い、テーブルと椅子だけの席をとった。ここでは本や雑誌を読んでいる人もいるし、自分のモバイルパソコンを持ってきて操作しているしている人もいる。

 わたしが最初に座った席は、前の人がノートパソコンを操作しているその音がうるさいので少したってから席を変えた。新しい席で歌人の大森静佳さんがはじめて発行した歌集『てのひらを燃やす』を読んだ。160ページほどの歌集だ。

 2時間余りで読んだだろうか。読み終えて他の歌集や雑誌を読む気力がないことに気づいた。3時少し過ぎだ。

 国会図書館での滞在がいつもより短いが、連休のなかの平日だからか(国会図書館は休日・祭日は閉館している)、混み合って何となく落ち着かない図書館に長居は無用と思った。

 わたしが座ったテーブル席は人の入れ替わりが激しく,立っていなくなったかと思うとまた別の人が座るを、2時間余りの間に何回か繰り返す。本に集中しているときは気にしないようにしたが読み終えたとたん、気になり始めた。

 早めに図書館に後にして、電車で二子玉川へ。夕食と明日明後日くらいの食材を買って、バスで家に帰った。足りなくなったらバスで買い物に行ってもいいので、てきとうに。