午前中早めの時間にパソコンでメールをチェーンしていると、友だちから昨日竹の子を発送したとのメールがあった。
これを受けて久しぶりの電話をした。電話に出た友はもう届いたの?と聞いてきた。まだ届いていないが、でんわをしたくなって、とわたし。
いろいろな話で盛り上がった
ともだちは短歌を詠んではいないが短歌か好きで京美を持っていて、好きな短歌をそらで覚えている。わたしの好きな歌人、永井陽子さんのことも好きと言っている。
わたしが常々行きたいと言っている奈良も、テレビ等で見て友だちも行ってみたいと話している。永井陽子さんの短歌を女子高生か女子大生だかのコーラスで歌っているのをYouTubeで聞いて、奈良で聞いてみたいとも言っている、
友だちとわたしと同じものに魅力を感じるのはうれしいと同時に、ここまで同じでないほうがいいとも思った。自分だけの夢として、憧れとして永井陽子さんの短歌を大切にしたい。友だちにもわたしの思いは理解できないだろう。わかるなんて言ってほしくない、と思う。
他にも短歌の話がいろいろ出て、故人となった岡井隆さんの遺構集の話をした。『阿婆世(あばな)』という歌集で、名古屋のある中部地方では「さよなら」という意味だ。岡井隆さんは名古屋の出身だったと思う。
友だちと電話中に竹の子が届いた。スマホを持ったまま玄関で受け取った。
電話を切ったあと、インターネットで調べものをした。岡井隆さんの遺構集と同時に、『岡井隆の忘れもの』という著作も出版社されたようだ。これは生前、出版を進めていたが急逝されたので実現性できなかったものを没後出版したようだ。