朝から雨が降る、家でゆっくり

 朝、5時半くらいに目を覚ました。目を覚ましたときからもう雨が降っていた。

 乙女椿や赤と白の斑が入った椿が、地面や庭道にたくさん落ちている。小雨のうちに拾った方がいいと思った。たっぷり水分を含むと異常に重たくなるから。

 朝早く起きて普通に一日をはじめたが、なんとなくからだが重たいと感じていた。

 それでも朝食後は庭に出て、霧雨のなか落ちた椿を拾った。45リットルのゴミ袋に7~8分目ほど入れたときずっしり重たくなり、持ち運びができなくなりそうなので切り上げた。

 霧雨状態の雨だったが、傘をしなかったので衣服がしっかり濡れていた。家に入り、着替えて濡れた髪の毛をタオルで拭いた。

 1年を通じて庭の手入れはいつも何かしらある。こつこつ、ちょこちょこ。抜いたり、植えたり、切ったり、拾ったり、種をまいたり、育てたり、水ををやったりの庭仕事をしながら、花のある庭を保っていくしかない。

 お昼前に疲れを感じて横になり、昼食後も横になって休養につとめた。

 午前中はテレビでWBCについての放送を見ながら、余韻に浸った。思い返すと決勝戦で日本の若手のピッチャーたちはすごかった。大リーガーに向かって、堂々とすべての投手が投げ向かっていた。あの継投の迫力は長く記憶に残るだろう。