乙女椿を二本、赤と白の模様の椿を1本剪定した

  晴れて陽ざしがそそぐおだやかな一日となった。

 あまり陽ざしが強くならないうちに、と思い、朝から庭に出た。椿の新芽が伸び始め、花後の剪定をしないといけない。剪定をしないと椿はどんどん大きくなり、枝分かれして葉を茂らせ、重たい感じになる。チャドクガの幼虫(毛虫)も発生しやすくなる。

 先週あたりから庭に7本ほどある乙女椿の剪定をはじめた。今日は乙女椿を2本剪定した。横に広がる枝を切り、上に伸びる枝を切り、さらに重なり合い密集しているところの枝を切った。枝の重なりから向こう側がほどよく透けて見えるくらいが目安だ。

 1本剪定して、家にもどり少し休んだ時、友だちふたりにラインを送った。ひとりは少しやり取りしたら、電話をしてもいい?と聞いてきたので、ライン電話で話した。電話中、ラインがふたつ入った。

 電話を終えて見ると、ひとりは先ほどわたしが送ったラインへの返信、もう一つは別の友だちからだった。どちらにも返信した。

 太陽が空に上るにつれて、椿の剪定で上を向いた目に光が入りまぶしくて作業ができないのでその間は休むことにした。

 昼食後は太陽が西の方に移動し、午前中よりは剪定しやすい。赤と白の絞り模様の八重咲きの椿を剪定した。毎年剪定しても、樹形が大きくふくらんだ感じになり、目ためも重たく感じるので、横幅を細目に上の方も軽くして、混みあった枝を切り、だいぶすっきりとした。

 夕方近く、剪定を終えて家に入ると急に疲れを感じて、広縁に薄い敷物を敷いて横になった。枕も持ってきて布団もかけ、そのまま眠ってしまった。若葉の庭を眺められる広縁での昼寝が最近、気に入っている。目が覚めると若葉を目に飛び込んできて、季節のただなかを生きている実感がある。

 夜、午前中にラインのやりとりと電話をした友だちからラインがきた。最近、不調だった友だちに起こったいろいろな話を聞いたのだが(いくつかの病院に行ったことなど)、不穏な話ばかりで・・・・とわたしに気を使ってくれた。そんなことはないよと返事をした。友だちの不安定な体調を知っているので。