あたたかい秋の日、武蔵小杉の歌会に行く

 日中は20℃近くまで上がったようだ。

 晴れて気温が上がって過ごしやす一日となった。

 武蔵小杉で午後から歌会が開かれるので、バスと電車を乗り継いで行った。

 駅前の中原市民館2階の会議室が歌会の会場である。かなり広い部屋で40人は入れるだろうというところに7人が着席した。

 いつもは第六会議室を使う。ここは狭めだがテーブルや椅子がいいものを使っている。だがわたしは今日使った広い部屋の方がリラックスできると感じた。

 前回の歌会に続いてわたしが司会を務めた。みなさんが出した(わたしも)短歌17首を前半後半に分けて、1首1首全員で感想や講評を述べていく。

 前もってひとりいいなと思った歌を5首選んでもらい、選んだ5首はどこが良かったかを語ってもらう。誰も選ばない歌は司会者が指名して、語ってもらう。わからないところがある歌は選ばれない傾向がある。わからないところがあっても魅力的な歌は選ぶ人もいる。わかりやすく魅力的な歌がいちばん選ばれるように思う。

 歌会が終わり、疲れたという人が数名いた。わたしは司会を務めるためどこか緊張状態になって(アドレナリンが出ている状態)、疲れを意識しないがあとでどっとッ亜kれそうな気がした。

 歌会の後、久しぶりにわたしを入れた3名で二次会に行った。いつもの、店ではなく、最近この街に住んでいる友だちに案内されて行った店だ。三人とも同じ料理を注文した。鶏むね肉のフライを豆入りのトマトソースで食べる。生野菜とポテトサラダ、パンが添えられている。豆入りのトマトソースがなかなかよかった。

 何の話をしただろう。いろいろなことを話したがあまり覚えていない。と言うか元気の出る話は少なくて、あまり覚えていたくない話だった。

 仲間のひとりの家に鼠が出たという話がひとつ。二階に出たとのことで業者を頼んだようだ。 

 わたしが住むあたりも鼠がいるのは知っていて、3年前の出水のあとはしばらくいなかったが、今年あたりから外にいるのを見たことがある。

 うれしい話は仲間のひとりが鎌倉で開かれる源実朝顕彰の短歌大会で選者賞をとったことだ。