今日は水仙とチューリップの球根を植えた

 昨日より気温が下がり、家にいるときエアコンの暖房を入れて過ごした。

 午前中から庭に出て、まず落葉を掃除した。梅の落ち葉がいまいちばん目立つ。葡萄の大きな葉もちらほら。掃き寄せた落ち葉の一部はツツジの植え込みの近くに掘った穴に放り込んだ。残りは45リットルのゴミ袋に入れて、腐葉土にする。

 落ち葉掃除を終えて、昨日の続きで花壇に球根を植えた。

 今日は水仙とチューリップの球根である。

 植え付けの前に、植える場所の土をスコップで深めに掘ってほぐした。自家製の腐葉土有機肥料などをすき込んだ。

 水仙の球根は9個、チューリップは赤色が6個、白が3個。咲いた時の色のとりあわせはなんとなく考えている。わたしの色彩計画がアバウトでも、花が咲き、葉っぱが繁れば不思議ときれいに見えるものだ。花だけでなく、葉っぱがかなり花壇では大切な役割を持っている。

 今日も2時間以上、庭仕事をした。

 家に戻ったのは1時半ぐらいで、遅めの昼食を食べた。庭仕事にこれだけ時間がとれたのは、車で図書館に行くつもりだったがその図書館が休館中であることを知ってやめたため、だ。野暮用が亡くなると、自分がやりたいことに集中できる。

 夕方はバスに乗って駅前のカフェへ。1時間あまり、持って行った短歌集を読んだ。最近、よく読んでいる横山未来子さんの歌集だ。

 カフェに行く前に、歌人、永井陽子さんが二十台初めに歌った短歌を詠んだ。「短歌人」と言う結社誌に掲載した作品だ。横山未来子さんの歌集も二十台初めから半ばころの作品で、二人の歌人のまったく違う歌風に目を見開かれる思いだ。

 どちらにも魅かれる。だがより永井陽子さんの方に惹かれる。わたしにはどうしても詠えない短歌を詠っているというところに強烈に魅力を感じる。