朝から曇りの天気。午後からは雨がぱらつく時間も。陽ざしが出る時間がなかった。
午前中は庭に出て、花壇の手入れをした。チューリップの球根を植えていた同じ場所にグラジオラスの球根を植えた。昨年の花後に掘り起こした球根と新しく買った球根合わせて23個ほどを植えた。
買ったのは黄色と桃色のグラジオラスを各々6個。掘り起こした球根は何色の花が咲くのかよくわからないが、球根の色が黄色いのは黄色の花が咲き、赤っぽい球根は赤い花が咲くのかもしれない。
球根を植えた場所には一個一個に枝をさして、埋めた後もわかるようにした。
さらに花が終わった忘れな草の株を抜いて、先週ホームセンターで買ってきたジニア二株(黄色と桃色)と、青い小花のロベリアを植えた。
花壇ではあわい桃色の花が咲くアスチルベの花芽がそろそろ色づきそう。白い花が咲く浜菊もつぼみを7つほどつけ、鉄砲百合のつぼみもおおきくなった。濃い目のピンクのエキナセアはもう少し先に咲きそうだがしっかりとつぼみができている。
花壇に植えた宿根草は季節になると必ず花を咲かせてくれる。毎年、咲いた花を見てこの花が咲く季節になったと感慨がある。
庭仕事を終えた後は家で永井陽子さんの『なよたけ拾遺』を読んだ。この歌集を読むのは3~4回目だが、今回の読みはいままでとは少し違う。以前はわからなさが前に立ったが、今回は輪郭がだいぶはっきりしてきた。まだ捉えきれないところがたくさんあるにしても、前より読み込みが深くなった。
夕方近く、バスに乗って等々力駅前にあるいつものカフェに行った。出かける前に郵便ポストを見るといくつか短歌がらみの封書が届いていて、その一つを持っていった。大田区短歌大会に参加した人たち(わたしも参加している)の作品をプリントしたものが送られてきて、ここから10首選んで葉書を記し送ることになっている。参加者による互選賞が設けられている。
カフェでミルクティーを飲みながら、選ぶ短歌を粗よりした。15~6首をラインののキープメモに入力して自分あてに送った。キープメモは本当に役立っている。持ち合わせのメモ用紙、筆記具がないときのメモ書きに欠かせない。