おだやかな秋の日、大田区短歌大会に行く

 11月の文化の日は毎年、大田区短歌大会が開かれる。2016年の秋から参加するようになり、今年で7年目になる。最初は春と秋に開催されたが、数年前から秋の文化の日にだけ開催されるようになった。

 今日は午後1時から池上本門寺のすぐ近くにある池上会館で短歌大会が開かれた。 

 少し早めに行き、池上本門寺で開催中の菊花展を見たかったが、あまり時間がなく行けなかった。

 今回の短歌大会の選者であり講師を務める方は歌人の大下一真氏だ。鎌倉で開かれる源実朝顕彰の短歌会でも選者を務められているので、何回か短歌の講評を拝聴したことがある。今回もお話を聞けるのを楽しみしていた。

 ただ、この短歌大会そのものに対して以前のような気持で向かい合えなくなった感じがある。いつ頃からだろうか。多分、前回の短歌大会あたりから、だと思う。

 もしかしたら、次の大会は参加しないかもしれないとふと思ったりした。

 ただ、今回の大下一真氏の話はいろいろな意味でとても参考になった。

 わたしの短歌について、達者な歌だと言われたのが心に残っている。現在の詠い方からさらに進化したいという思いを強くした。