歌会の仲間と駅前のマクドナルドで会う

 ときおり雨がぱらつくが曇りの時間が長い。風があるのでそれほど暑くなく過ごしやすい。

 10時半に最寄りの駅の改札で、蒲田の歌会の仲間と落ち合うことになっていたので、バスで出かけた。駅前まで歩くと汗がでて不快そうだったから。ところがバスの時刻に勘違いし、しかも多摩川台公園の花が終わった紫陽花園を見てから電車の駅に行ったので、待ち合わせの時間を6~7分遅刻した。

 初めて会う人に失礼なことをしたが相手は気にしていないようだった。それでもていねいにあやまった。

 入ろうと思っていた駅前の店は不定休だが水曜の今日休みだった。定休日は火曜だが二日続けて休んだようだ。スターバックスも混みあって入れない。マクドナルドの2階に行くことにした。ここはほとんどの時間、比較的空いていて、好きな店のひとつである。窓際の駅前の噴水が見える席をとった。

 仲間とは蒲田の歌会で3~4回ご一緒しているが、マスクをしていることもあるし、わたしの並びの席に座っているのでほとんど顔を見たことがなかった。待ち合わせをしてもどの人かわかるかなと思ったが、向こうが手を振ってくれてわかった。

 マスクをしていない顔を間近に見て、ああこういう顔をしているのだと初めて見たような気になった。ほぼ初対面の気分。

 だが短歌というお互いに関心の高い共通の話題があるため、話ははずんだ。仲間はかなりアグレッシブな性格で、あいまいなことは一切言わない。はっきりとものをいう人で好感が持てた。もちらん、すべてが白黒つけられるわけでない。かなり、短歌について本質的な質問をしてくるので、正直わたしも迷っている、判断できないところがあると答えたことあった。

 短歌を始めたのは今年になってからで、またそんなに何首も詠んでいないようだが、熱心さは人の何倍もあって、それに応えてわたしが知っていて相手に役立ちそうな情報をいろいろ話した。

 短歌とは離れてどのようなことをやってきたかという話も少しした。わたしももともと書くことを仕事をしていたとサラッと話した。

 わたしが今まであった女性のなかでもかなり攻めの姿勢が明確な人と思った。こういう人と関りが持てるのはいまのわたしにとってとてもいいことだと思う。