七夕の日、ラインのやり取りをして、短歌をつくる

 午前中は雲が多く、ときどき霧のような雨が降った。午後からは雲が切れて来て、夕方近くは青空がひろがった。

 夜はきれいな半月が南の空に眺められた。彦星と織姫は無事に会うことができたようだ。

 午前中、友だちにライン。昨日のことをかいつまんで伝えた。この友だちとは日曜日に会うことになっているのでその打ち合わせもした。

 

 ラインは一時1時間ほど中断して、復活、その後は短いやり取りで終えた。

 昼食後は眠くなり、居間に枕を持ってきてしばらく昼寝。起きてから、どういうわけか書きためた短歌ノートを読みかえしたくなった。

 広縁に置いてある小さな本棚から2年前のノートを取り出し、読み返した。2年の歳月は長いとも短いとも言えない。つい最近のことのようでもある。それでも確実に時間は流れた。

 ノートにあまりきれいとは言えない字で書き連ねた短歌は、今読むと拙く感じるがでは今のわたしがどれほどうまくなったかというと偉そうなことは言えない。今のわたしと昔のわたしはどこかで別人感覚がある。同じ人だが、でも同じではない人。

 いくつかの短歌は今読んでも胸に突き刺さるものがある。あの時の自分がわかるし、いまでもどこかで生きているから。だがこれは短歌としていいか悪いかとは別のこと。