白梅が咲き始めた

 空気は冷たくても太陽の光に春を感じるようになった。

 庭の花たちもその光に応えるかのように、ひとつふたつと咲き始めた。

 この庭で紅梅の次に咲くのは駐車場の後ろに植えた白梅である。

 

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まだ数えるほどだが、白梅の花は早春の趣がある

 花壇では忘れな草の青い小さな花が開き始めた。葉っぱは寒さにあたって赤みを帯びているが、つぼみはその葉に大切に守られて冬をしのぎ、陽光のあたたかさに目覚めるように花開いた。

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葉に隠れるようにして咲く忘れな草

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忘れな草のつぼみ

 今日は国会図書館を予約していたが行かないことにした。週末にワクチン接種が控えていることもあるが、それより調べたことをもとに書きたいことを少しづつ書いていこうと考えた。歌人である永井陽子さんについて調べているのは、まず「詩線」と言う同人誌に発表した永井さんの作品を読み深めることで、この同人誌で何を目指していたか、歌人として同人誌という発表の場をどのように考えていたかなどを探っていくことにある。

 永井陽子さんについて調べたいことはまだまだたくさんあるが、なにを探しているのか、何を書きたいのかを常に意識しながら進めていく必要がある。

 パソコンに向かい、ワードで文章を入力しながら、わたしのなかでさまざまな問いが生まれた。常に書き続けながら調べていくことが大切と思えた。

 朝早い時間に、昨日返信したラインの返事が友だちより届いた。ラインのやり取りに一定の時間がかかるけれどあまり気にしないことにした。短いやり取りを交わし、最後にこちらからスタンプを送った。

 お昼近くになり庭に出て、裏庭に生えた小草を引き抜いた。腐葉土を作るためゴミ袋に詰めた柿や桜、栗の木などの落ち葉をひっくり返して、発酵しやすいようにした。

 午後はガスストーブで暖かくした自室にこもり、パソコンに向かった。パソコンに向かう前に今まで書いた文章をプリンアウトしたものを読み返し、気に入らないところを推敲した。

 夕方、疲れて休んでいると友だちからラインが。今日国会図書館に行く予定を知っているので、お疲れ様のスタンプが送られてきた。ところで図書館に行ったの?と言うラインも。行かなかったことを伝えた。この友だちとは長いラインのやりとりをした。