バレンタインのチョコレートを買ってしまった

 朝から晴れてきれいな冬の空がひろがる。

 今日は国会図書館の入館予約をしている日なので、午前中の早い時間に家を出た。バスと電車で永田町駅まで行き、11時過ぎに国会図書館に着いた。

 歌人の永井陽子さんが1975年から1980年まで参加した核ぐるーぷの同人誌「核」のバンクナンバーを閲覧して、永井陽子さんの短歌作品、コラムやこの歌人について論じている文章などのコピーをとった。

 核ぐるーぷの代表を務める早川桂さんの永田陽子論、「時間をさかのぼるー永井陽子をめぐるメモー」が掲載されていて興味深く読んだ。

 また、永井陽子さんの二番目の歌集『なよたけ拾遺』について様々な意見がかわされた「なよたけ拾遺批評特集』『なよたけ拾遺の姿と心』も興味ぶかい(まださわりしか読んでいないが歌人、春日 、永井陽子という歌人に対する理解を深める助けを得たい。

 これからじっくりと読んで、永井陽子と言う歌人に対する理解を深める助けを得たい。

 写真家、石内都さんの写真集をいくつか選んで閲覧した。『ひろしま』では、被爆した女性の衣服の写真を中心に遺品の写真が撮られている。傷つき、時を経た衣服は本人が着ていた当時の色や柄をあざやかに残していて、日本が戦争のさなかにあったときでもおしゃれを楽しんでいた女性のひとりひとりが浮かび上がってくる。目頭が熱くなった。

 石内都さんの5冊の写真集を見ることができた。

 まだ明るい時間、4時半ごろに切り上げて図書館を後にした。行きと同じ電車に乗り、二子玉川で降りた。

 玉川高島屋の地下1階にある食品売り場に行き、チョコレートショップが集まる一角をめざした。ひしめき合うほどではないが、まあまあの混み具合だ。

 ラインで友だちに聞いた情報をもとに、ゴディバのショップへ。5人ほどが並んでいた。買い物にかかる時間が長い人が多く(複数の商品を買って、リボンをかけたり、袋を選んだりなど)、やっとわたしの番が回ってきた。

 賞味期限を聞いたところ、わたしが買いたいものは7月半ばまでと5月半ばまでで、これなら大丈夫と思った。50周年記念のチョコレート(箱がきれい)と、チョコレートクッキー3箱を買った。高島屋の袋は無料でゴディバの袋は有料だった。

 ライズの地下のフードショー(東急ストアがある)に移動して、夕食や明日の朝食のための買い物を少ししてバスに乗って帰った。