激しい雨のなか武蔵小杉の歌会へ

 朝から雨が降っていたが最初はそれほど強い降りではなかった。

 朝早めの時間に、昨日6年ぶりに電話で話した知人から友だちリクエストのラインが送られてきた。気づいたのは送られて小一時間たってからだ。

 さっそく返信し、短いラインを十何回もやりとりし、今日歌会が開かれる武蔵小杉で会うことになった。知人は武蔵小杉に住んでいる。

 歌会は午後1時から4時半ごろまで。知人は5時に約束があるとのことで、歌会の前に会うことにした。

 12時に歌会のある中原市民館近くのカフェで待ち合わせた。

 豪雨と言ってもいい雨のなか、バス亭に向かい、傘をさしても吹きつける雨を耐えながらバスを待ち、最寄り駅へ。

 バス停から駅までは少し小降りになっていた。

 武蔵小杉を降り、待ち合わせ場所に着いたことをラインで知らせた。バスや乗り物の中でもラインでやりとりしていた。

 カフェでは席数よりも人数を少なくしているのでゆったりとした感じだ。テーブル席は原則椅子ひとつと言われたが、融通をきかせて椅子ふたつにしてくれた。

 席に座り、知人を待つとしばらくしてやってきた。手土産みたいなものを持ってきてくれた。湯布院の入浴剤と、ヒヤシンス・チューリップの球根だ。

 黄色のストールと赤いチェックのバックが印象的な装いの知人、最後に会ってから6年余りたっているが変わっていないように見えた。

 少し話してから、まず、共通の知人をラインでつなげた。知人がどうしてもつながらない人がいるが、わたしとその人がつながり、知人とわたしがつながっている場合、わたしを介して知人とその人をつなげることができるのだ。

 うまくつながった。それからは会っていない間の身の上話もしたし(特に知人の)、スマホの使い方も教えてもらった。知人はさまざまな資料を使ってリポートを書いていて、その方法はわたしにもとても参考になるものだ。だがうまく自分でできるかわからない。

 まずファイルのアプリをダウンロードし、そこに資料の写真などを保存し、このデータをコンビニのプリンターを使い(自宅のプリンターでもOK)印刷する方法だ。

 ファイルのアプリの名前は何と言ったけ?

 この方法ができれば、永井陽子さんが短歌を発表した「短歌人」から永井さんの短歌だけを撮影し、そのデータをファイルに保存、プリントアウトができる。

 わたしのスマホに電話がかかった。今日は歌会なので後で電話をしてもらうと遅くなると思い、知人がいいわよと言うのでそこで話した。10分ほどか。

 電話を終え、また話を続けたが歌会は1時からで最大1時間の時間しかなく、十分に話せなかった。

 飲み物をまだ飲んでない知人をカフェに残し、また会おうねと言いあって別れた。

 ひどい雨の中を中原市民館に向かい、少し遅れて会場に着き、歌会に参加した。

 雨がひどいので一人参加できず、今日の歌会は6人。

 18首の短歌を全員で感想を言いあったり、こうしたほうがいいとアドバイスした。

 

 

視線下げスマートフォンを持つ人の視線もろとも電車は運ぶ

 

紙風船街をまろぶも秋風のいたづらにして追ふ人があり