おだやかな秋の晴天、午前中友と電話

 昨日の激しい雨から一転、今日はおだやかな秋の晴天がひろがる。春の空とは違い、青の色あいが深い。

 廊下に立ち、桜の紅葉を眺めた。いっせいに色づくのではなく、まだ緑色の葉を残しつつ、黄色や朱色の葉が日増しに多くなってゆく。 

 柿の木は桜よりさらに緑色の葉が目立つがどの葉も黒い虫食いの跡のようなものが見える。この黒い斑点はなになのだろう。

 秋の陽ざしをあびて、冬に向かう前の休憩時間のような一日を庭木たちも楽しんでいるように見える。

 10時ころ、浜松の友だちから電話があり、しばらく話した。箱根にあるポーラ美術館に行く打ち合わせである。友だちは携帯を使わないので、いったん家を出てしまうとなにかあって行けなくなった時の連絡ができない。数日前、新幹線の東京熱海間が朝の時間に不通になったときがあり、もしそのようなことが起きたら、友だちと待ち合わせをしている小田原まで行けなくなる。また、最近、電車内での物騒な事件が多いのも気になるがこんなことを考えていたら何もできなくなる。

 ポーラ美術館は山の上の方なので、小田原から電車やバスを乗り継いて行く、その途中で紅葉が楽しめるといいねと友だちと話した。

 昨日、歌会だけでなく6年ぶりの知人に再会するなどがあり、やや疲れが出たのか、昼食後は昼寝をした。掘り炬燵のそばに横になり、目を瞑って休むだけにしようと思ったがいつのまにか眠った。 

 目が覚めて洗濯ものの取入れをした。今日は一日、買い物で外に出ることもなく、庭に出ることもあまりなかった。