来春に向けヒヤシンスやプリムラなどを植える

 おだやかな秋の日が続く。こんな日は家に犬がいたら気持ちが和むだろう。気持ちよさそうに眠っている犬の姿にときおり目をやりながら、本を読んだり短歌を作ったり・・・こんな一日に憧れる。

 実際は犬がいないので、どことなくむなしさがある。

 こちらから連絡をしようと思っていた友だちから朝ラインが来ていたことは、うれしいことのひとつ。気づいてすぐ返し、またラインをもらった。

 昨日の短歌大会の疲れはあまり感じないが、今日は外出はしないで過ごすことにした。歌人松平盟子さんが講師を務められ、参加作品に対する講評を行ったがそのメモがたくさん書いてある。

 講師の方に感銘を受けたときはメモを読み返すことにしているが、今回も残したメモを丹念に読み返した。

 学生時代に2人乗りの自転車を楽しんだ相手が今は季節の挨拶を交わす友だちである、という内容を詠った短歌に対する講評がとても印象に残った。

 ある時期に切実に必要でかけがえのない人と思っても、状況が変わると離れ離れになり、別の人生を歩んでいく、これが人生というもの、というコメントだった。もっと長く語ったがぜんぶは書ききれなかった。

 松平さんはとても切ない歌で好きだと語った。

 わたしの気持ちとどこか重なるところがあり、いろいろ考えさせられた。

 読み返しをしながら、自分の短歌を詠ったりして午前中は過ごした。

 午後は昼食後、少し疲れが出て来て昼寝。目覚めてから、また昨日の歌会のメモを読み返した。

 庭仕事のために庭に出たのは日が翳る時間になってからだ。黄ばんで枯れ始めた茗荷の地上部を抜いてゴミ袋に入れた。この夏はほとんど茗荷を食べなかった。6月、7月があまりわたしの体調がよくなかったことも関係があるかもしれない。こんなことを考えながら、庭の数か所に群れている茗荷を始末した。45リットルのゴミ袋に2つ分くらいだ。

 紅梅の根元に作った花壇の土を掘り起こし、手作り腐葉土を入れてからホームセンターで買ってきたプリムラ・ポリアンサを2株植えた。

 さらに大きな花壇に植えた鑑賞用唐辛子やキバナコスモス、トレニアなどを抜いて、腐葉土を土に混ぜながら掘り返した。黄色と紫のツートンカラーのビオラを植え、その周りに黄色の花と薄桃色の花が咲くヒヤシンスをそれぞれ3個、互い違いに丸く囲むように植えた。

 ここでかなり暗くなり、手元が見えないくらいになったので庭仕事は終了。もう少し早く庭に出ればよかったと思った。

 植えこんだ後の写真は暗くて取っていないので明日アップロードすることに。

 

 

 

ホームセンターで買ってきたプリムラ・ポリアンサを紅梅の根元の花壇に2株植えた。