季刊の短歌誌に歌10首を送る

 雲の多い空模様で、ときおり薄日がさすていど。

 気温はそれほど下がらず、エアコンの暖房はなしで、。掘り炬燵のヒーターを弱に入れた。

 月末必着の季刊誌に送る短歌10首について最終段階の推敲、校正をした。最後の1首を今日の心境を詠った歌に差し替えた。生まれたての短歌だがこちらのほうがいいと思った。つぶやきのような歌なので、人様が詠んでも共感にはいたらないようにも思える。

 雑誌の編集・発行人に手紙を書き、速達の切手を貼った封筒に短歌10首をプリントしたものと便箋を入れて封をし、投函した。

 最初に選んだ10首をベースに半分くらい短歌を差し替えた。これはよくあることなので驚かない。1首も変えることがないほうがかえって驚きだ。

 昨夜は歌会の後であることと、小室さんと真子さんの会見の印象が強く残って、寝つきが悪かった。歌会のあとは夜眠れないことがときおりあるで慣れてはいるが、お二人の会見が重なり、いろいろなことを考えた。

 小室真子さんの強さ、決然とした態度が印象に残ったがかえってそのことが心の傷を感じさせた。誹謗中傷をする人たちと、お二人の結婚を理解し、支えてくれた人たち、このふたつにわけてとらえる姿勢はひっかかった。ご本人はそのつもりでないかもしれないが、二つに分けているように聞こえる。

 昨夜いろいろ考えた分、今日はまったく考えなかった。自分のことでいろいろ考えることがあるからだ。

 夕方、バスに乗って等々力駅前のカフェに行った。カフェオーレを注文し、短歌のアンソロジーを読んだ。「記憶」や「生き方」をテーマにした短歌を読んだ。

 家にいて本を読んだり、短歌を読んだりするのもいいが、ふらっと外に出て、喫茶店で過ごすのはいい気分転換になる。自分の居場所を家以外にいくつか作りたいと思っている。そこに行くと落ち着いて本を読んだり、考えたりができる場所であり、ちょっとした刺激を得ることができる場所だ。

 

 

いつの日かこのバス繁く乗りたること思ひ出づるかもヘッドライト眩し