十夜法要のお墓参り

 陽ざしがたっぷりと注ぎ、暑くもなく寒くもない、秋らしい一日となった。

 午前中早めの時間に洗濯機を回し、部屋の掃除をした。部屋を掃除機できれいにするのは4~5日に1回くらい。加えてお客さんが家に来る日は居間と廊下に掃除機をかけるし、家具のほこりなどもきれいにする。

 朝起きるのがいつもより2時間近く遅かったので午前中が短く感じられた。

 昼食をとってから出かける準備をし、坂を上って最寄り駅近くの商店街へ足を運んだ。

 今日は父母が眠る菩提寺で十夜法要があり、墓参のために花屋さんで花束を2つ買った。この商店街は父や母がときどき利用していたが、当時からある店がだいぶ少なくなった。

 花を持ってそのまま坂を降りたところにある菩提寺に向かった。左右に仁王像が立つ正門をくぐると、本堂の扉が開けられ、住職さんがお経をあげているのが見える。

 墓地に入り、父母の墓の花立てに枯れている古い花を捨てて、花立ての水を捨てきれいに洗った。秋の彼岸以来の墓参である。あの時の花がそのまま枯れているのを見るのは寂しいものだ。いつもは花が終わりになるころに墓地に来て、花立をきれいにしておくのだが今回は気が回らなかった。

 新しい花を生けてから、墓石を拭き清めた。きれいにしてからお線香を2束手向けた。まわりの落ち葉も掃除した。

 父母に近況を話し、見守っていてくださいねと心のなかで声をかけた。

 家に帰り、少しだけ休んでから庭に出た。そろそろ春に向けて花壇やプランターの植え替え、植え付けをしないと、と思っていた。まだ咲いている花はもう少し楽しんで、空いているプランターから始めることにした。大きめのプランタービオラネモフィラの小苗、ヒヤシンスの球根を植えた。春になったら、花であふれるようになることを夢見ているが、うまく育たないことが最近多いのでどうなるやら。

 植え付けを終えて、枯れた茗荷の茎を抜いたり、庭道や駐車場の枯葉を掃除した。なんやかやと庭仕事をして、45Lのゴミ袋が落ち葉や枯れた茎、剪定した枝、引いた草などえいっぱいになった。

 午後5時で庭仕事を終えたが、かなり疲れた。ブログを書いている今はしばらく休んだので疲れがやわらいだ。