残暑のなか武蔵小杉の歌会へ

 今日は月に2回開かれる武蔵小杉の歌会の日。

 いつもは午後からだが今日は抽選が取りにくいことがあり、朝9時から開かれた。

 朝6時前に起きても出かける時間になるまであまりよゆうがない。火曜日はゴミ出しの日だが、いつものような庭の掃除は省略した。

 8時15分ごろ家を出て最寄り駅まで歩いた。坂が多い道だが、残暑とはいえ、気候が良くなったので歩ける。真夏のかんかん照りの道は熱中症の危険があるので歩かないが。

 会場となる中原市民館の会議室に入ると、先に3人が来ていた。今日は6人が参加する。あとから来た仲間が明治神宮の秋の総合歌会で佳作を受賞したと知らせてきた文書を見せてくれた。

 午前中に会議室を借りると午後より1時間使える時間が短くなる。やや急ぎ足で歌会をすすめた。司会はわたしが務めた。

 ときどき時計を見ながら、皆さんも協力してくれたので時間内におさめることができた。

 歌会の後は4人でいつもの店に行った。カジュアルなイタリアンレストランである。3人がランチのパスタを、ひとりがランチのピザを注文した。パスタは鮭と秋野菜のぺペロンチーノ。秋野菜はキノコ3種、銀杏、小松菜である。ボリュームがあるがおいしい。

 食事をして、雑談を楽しみ、みなと別れた。

 わたしは少し駅ビルの中の店を見て回ってから帰った。

 

半袖のかひなに秋の陽をあびてさよなら夏とつぶやひてみる

 

たつぷりの風を抱えておおやうに揺れる白萩立ち去りがたし

 

枝ぶりのなかから風を吹かすごと白萩うねりて花こぼしたり

 

背中にて残暑の陽ざし受けたれば発電するかのごとき熱さよ

 

銀色の鯉泳ぎたる池の面に白き睡蓮ただひとつ咲く