午前中おそく友だちに長電話を

 

 降ったり止んだりの雨の日。気温が下がり気味で、秋らしい一日となった。

数日前までは広縁の掃き出し窓を開けている時間が長かったが、今日は窓を開けたままにしていることがなかった。

 昨夜は一度眠ってから深夜過ぎに目が覚めてしまい、しばらく起きていてまだ眠ったので起床の時間が遅くなった。8時を過ぎていたので驚いた。

 いつもより短く感じた午前中だが、パソコンに向かってワードの文書、「10月の短歌」に昨日詠った短歌を入力した。

 浜松に住む友だちから昨日パソコンにメールをもらったので、その返事に電話をした。最近見に行った東京都現代美術館横尾忠則展や、東京ミッドタウンの庭園内にある展示場で見た横尾忠則肖像画展の話をした。友だちがメールで送ってくれたロサ・ホーン展(箱根・ポーラ美術館)にも行きたいという話になり、時間がとれればもう一人の共通の友だちも誘って一緒に行こうという話になった。

 わたしを含めた三人のまとめ役がわたしになりそうなので、このことがやや不満であり不安でもある。三人の意見をまとめるのってかなり大変なのだ。もともとまとめ役や人と人をつなげる役目が苦手なわたしにとっては。

 昼食後はさすが起きた時間が遅かったので昼寝はパスした。

 「全国短歌フォーラムin塩尻」に参加した人の短歌が掲載されている冊子が昨日送られてきたので、ページをめくってみた。こういう短歌が最優秀賞をとるのか。なるほど。使われていることばがぴしっとあるべきところにおさまっている。

 やはり、賞をとった作品は違うと実感した。最優秀賞から優秀賞、入選作となるにつれて、ことばの的確さが甘くなるような感じもある。

 夕方近く、バスに乗っていつも行く駅前のカフェに行った。1時間あまりいて、冊子の続きを読んだ。外に灯りが灯り始めたころ、店を出て電車に乗り2つ目の駅で降り、家まで歩いて帰った。