雨の日曜、短歌のことなどゆったりと

 神無月も中盤を過ぎて、なんか気忙しさがでてきた。

 一昨日は歌会があり家に帰ってからワードでみなさんの詠草を入力した。昨日土曜日はそこに自分の短歌を3首打ち込み、校正をし、急ぎコピーを取り、それぞれの封筒に入れ送った。わたしにとってはフルスピードの仕事ぶりである。

 次の武蔵小杉の歌会はいつもだと最低2週間の間があるが、コロナウィルスの影響で会場となる会議室が取りにくくなり、10日ほどしかない。歌会にはみなさんの短歌をとりまとめたプリントが必要なので、急いで対応するしかなかった。

 さて、さて、今日は日曜日。朝から雨が降っていて、どこかに出かけようという気持ちが起こらないのがうれしい。家にこもって、自分のことだけを考え、自分のためにだけ時間を使おうと思った。

 というのは10月末必着の季刊の短歌誌に向けて短歌を10首送ろうと思っているから。

 どのような短歌を選ぼうか、これからどのような短歌が詠えるかなど、思いめぐらせるのは楽しい時間でもある。一面、どのような短歌でまとめられるか未知数部分が大きく、不安もあるが、楽しんでやる方向に気持ちを持っていく。

 楽しみのところを大きくするには自分が詠った短歌のなかでも好きな短歌を選ぶことが大切だ。自分が好きであることがいちばんである。そういう歌を何首か入れるようにしている。 

 自分が詠った短歌のなかに自分が好きな短歌がないときはかなり問題だ。

 今回はいくつかありそうなので、その歌を核にしていく。

 居間ではなく、自室にこもって、『角川 現代短歌集成2人生詠』を拾い読みしながら、自分の短歌を詠ったり、ワードに入力して過ごした。

 午前中、金曜日の歌会の仲間から(わたしがかけた電話への)返信がきたが気が付かず、こちらからまたかけ直した。詠草を送る封筒に切手が貼っていなかったことを話し、来年の2月の歌会の会場を今日から抽選申し込みするのでこのことも話した。

 いつもより早めの昼食をとった後、甘いものが食べたくなり、近所の和菓子屋さんでおはぎを二つ買ってきた。入れたての煎茶とともに二つとも食べた。

 お腹がいっぱいになり、眠気が出た。自室のフローリングにごろんと横になり、いつの間にか眠った。

 目が覚めて、まだやりたいことがあるので少しだけがんばろう。このブログもやりたいことのひとつである。

 

陰影をたつぷりふくむ障子戸にひと日囲まるる雨の日曜

 

いつからか友との間に齟齬生じなにもできぬまま三年が経つ