午後は友だちといろいろ話した

 暑くもなく寒くもない、ここちよい秋の一日となった。

 気がかりなのは種まきをしたネモフィラやニゲラの発芽がうまくいかないこと。ネモフィラは3つ4つほどしか発芽せず、ニゲラに至っては一つも芽が出ない。なにがいけないのだろう。

 明日か明後日あたり、再トライをしてみるつもりだ。まだ種まきをしていない千鳥草も明日か明後日に蒔こう。

 午後は友だちが家に来てくれた。いろいろな話をしたが、うれしい話がひとつあった。来年あたり、会社を立ち上げる方向で準備していると話してくれた。

 微力なわたしだが、何か協力できることがあればささやかでも協力したい。

 友だちはレンタル自転車でわが家まで来た。スマートフォンで予約して、駅前のコンビニとか地区会館みたいなところで自転車を借り、借りたところに戻ってもいいし、別の場所が目的地ならそこで乗り捨てができる。料金は15分で70円とのこと。

 友だちが帰った後、近くの菩提寺にお墓参りにでかけた。昨日が彼岸の入りである。お彼岸とお盆にはお供えの花が用意されているので二束買った。花立ての水は黒く濁っていたので捨て、中をきれいに洗った。新しい水を満たして花を入れた。

 悲しいことがあったとき、辛いとき、苦しいとき、お墓の前に来るといやされた。父母に向かって声に出して悩みを語ることもあれば。何も言わずに手を合わすこともある。そういえば楽しいことがあったときはお墓には来ないな。父母に報告したいほどうれしいことがあったら、ここに来るかもしれない。

 墓参のあとは急な坂道を上って最寄り駅前の商店街へ。朝食のパンと夕食用の魚を買った。そのあとは電車に乗り、いつも行く駅前のカフェに入った「「短歌研究」という雑誌を読みながら、スマホでいろいろな調べものをした。自分の短歌も少し詠んだ。

 帰りはすっかり暗くなった街を歩いて帰った。今夜は満月だが月の出まではまだ時間がある。今は雲が多いが月が出るころには雲がなくなってほしいものだ。

 

不動尊の闇が奏でる虫の音が祝いのことばに聞こえ来る夕べ

 

新しき会社立ち上ぐ計画を満月の日に語りたり君は