朝起きて今日は祭日であることがぴんと来なかった。テレビをつけていつもの平日と違うので、ああそうか今日から連休になっているのだと思い至った。
もうずっと前から連休とか祭日はわたしの生活にそれほど影響がなくて、毎日が祭日といえば言えないこともない生活が続いている。仕事をしているときも、平日と祭日、休日の境目がない生活をしていた。
庭で植木鉢に水やりをしたり、メダカに餌をやる以外はほとんど家にいて日中を過ごした。なぜだか短歌はわりと詠めて、今日詠んだ短歌をワードに入力した。
昨夜は睡眠時間が5時間半ほど。いつもより30分少ないだけだが、体には堪えた。午前中と昼食後しばらくして昼寝をした。午前中は15分ほどだが、午後は1時間以上眠った。
午後の昼寝から目覚めて、久しぶりに駅前のカフェに行きたくなった。過ごす場所を変えると短歌が作りやすくなる。7月末締め切りの季刊誌に向けて、短歌10首をまとめたいのだがまだかたちになっていない。それどころかどのような短歌でまとめようかというアイデアもない。
今度の日曜くらいまでにおおよそでいいから10首をまとめたいので、焦り始めた。駅前のカフェで過ごす時間、その行き帰りにいい歌が詠えることがあるので違う環境に身をおくことにした。
今日は祭日どいうことを忘れて平日の時刻表を見てバス停に行き、そこで気が付き15分以上待った。祭日・土日はかなり本数が少ない。
バスに乗り等々力駅近くで降り、いつもの店に行った。冷房が効いているので熱い珈琲を注文した。
わたしが参加している季刊の短歌誌7月号(最新号)を持っていき、店で読んだ。2週間前に読んだ時とは違う印象を受けた。あの時いい短歌と思ったものと違う短歌がいいと思えた。もちろん、2週間前にいいと思った短歌は今日もいいと思ったが、それよりもこちらのほうがいいと思える短歌がいくつか見つかった。
7月号から10首を選んでわたしの10首選として、次号(10月号)で掲載するので、10首の選定を変えなければいけない。すでに原稿用に入力してあるが打ち直せばいい。
1時間半あまり店にいて歩いて帰った。満月は明日だが、満月と言ってもいいくらいの月が出ていた。
昨日の夕景