歌集『夏羽』を図書館に取りに行く

 朝から晴れて陽ざしが強め。

 今日も朝から青梅をもいだ。なるべく青い梅を選んで、この庭でいちばんの老木から収穫した。脚立に上って手をもぐのが一番いいが、高いところは手が届かない。脚立にのぼりさらに高枝鋏で枝を切り取った。地面にはござとブルーシートを敷いて、梅が落ちても傷つかないように工夫した。

 午前中で6~7キログラムを収穫した。大きな洗い桶に入れて家の前に出して、欲しい人に自由に持っていてもらおうと準備していると弟の奥さんが車で帰ってきた。梅があるけど梅酒とか梅ジュース作る?と聞くと、作るとの返事。2瓶作りたいというので1キログラム強の梅を二袋作ってあげた。

 残りの梅を3つの袋に入れ、「ご自由にお持ち帰りください」の張り紙とともに家の前に置いた。

 昼食後見に行くと3袋はなくなっていた。どなたかが役立ててくれればいいと思った。

 図書館から数日前にメールが届き、予約した本が届いたと知らせてくれた。

 梅内美華子さんの歌集『夏羽』で、平成18年に発行されたものだ。この本は大田区はもちろん、都内の他の図書館に所蔵がなく、購入してくれた。

 楽しみにしていた歌集を車で図書館まで受け取りに行った。いままで借りていた本を持っていき、そのうち4冊は返却した後また借りた。

 図書館からの帰りはさくら坂をのぼって、少し遠回りして帰った。さくら坂のゆるやかな傾斜とカーブが好きだ。降るより上るほうが運転していて楽しい。

 家に帰り、さっそく『夏羽』を読んだ。新しく買ってもらって読む価値のある歌集と思った。

 夕方、久しぶりにバスに乗っていつものカフェに行き、この歌集を読んだ。読みながらときどきラインで自分の短歌を作ってメモした。

 帰りは買い物をして、荷物が重たいので歩かずにまたバスに乗った。