大宮図書館で同人誌『詩線』を読む

 5月半ば、大宮市に申請していた永田陽子さんの資料の閲覧だが今日、6月1日から始めた。

 こちらら希望した日数は3日間で3日まで閲覧ができる。

 今日はまたワクチン接種の予約日なので朝8時半からスマホとパソコンで予約申し込みをしようとアクセスを試みたができなかった。

 コールセンターは1時間近く話中でかからず、インターネットでは接種希望日を入力して検索すると可能な会場がいくつか提示されるが、その希望日を申し込もうとすると

この日は予約不可能と表示される。だったら最初から接種希望日に対して、この日は会場の空きがないと表示すれば無駄な労力をかけなくて済むのに、と思った。

 結局、今日は予約ができず、あきらめて大宮図書館に向かった。

 JR渋谷駅から湘南新宿ラインに乗って行くが、わたしの最寄り駅より大宮まで45分ほどで行ける。

 ただ、最寄り駅まで徒歩17分くらい、渋谷駅での乗り換えが十数分、大宮駅から図書館まで歩いて15~6分、電車に乗る時間より歩く時間がやや長くなる。12500歩も今日は歩いた。

 図書館では事務所みたいな部屋の一角で閲覧した。その部屋は自由に出られるが入るときは職員に操作をしてもらわないと入れない。一度部屋に入ったら次は昼食時と、帰る時に部屋を出た。それ以外は広めのテーブルに向かって同人誌『詩線』に集中した。

 『詩線』は昭和50年(1975年)11月10日に創刊。詩人大西美千代さんと歌人永田陽子さん、黒田百合子さんの三人で始めた。2号と5号で新たな同人加わる。全部で32号まで刊行し、平成4年1月に終刊を迎えた。

 今日は20号まで閲覧し、1号から10号まで必要な内容のコピーをとった。明日はできれば終刊号まで閲覧し、すべての号のコピーを取り終えたい。

 創刊の同人だった黒田百合子さんは昭和52年(1977年)に他界している。同じ年に松平盟子さんという新たな同人が加わっている。

 何号からかは新たに加わった同人が二人ともやめて、永田さんと大西さんのふたりで続けていくことになる。

 『詩線』を読むことでいくつかの発見があった。こちらの憶測や想像を揺るがすような、新たな視点を示唆するような内容もあった。

 明日が楽しみである。