梅の木の剪定と梅の収穫

 朝から曇り空で湿度が高い。雨が降り始めたのは午後遅くなってからだった。
 気温がそれほど上がらず、陽射しがないので庭仕事がしやすい。10時頃、血圧と脈拍を測り落ち着いていたので庭仕事をすることにした。
 まず、オオムラサキツツジの剪定の最後の仕上げ。強めに刈り込んで樹高が抑えた。
 次に脚立を移動して、駐車場の後ろに植えた梅の木を剪定した。この梅の木はもとは庭の隅に植えられていて、鳥が巣を作ったこともある。畑をつぶして駐車場を作るときにかなりの数の枝を切り落として今の場所に移植した。それから6年たち枝が混み合ってきた。
 徒長枝を高枝鋏で切った。高い枝は脚立に上って。さらに太めの枝が重なっている所は、一方を切り落として風通しをよくし光があたるようにした。切った枝は短く切り束ね、さらに小さな枝は掃きよせゴミ袋に入れた。ここまでが午前中の仕事。
 昼食をとるまえに近くの肉屋さんに買い物に行った。昨日は3時頃買い物に行ったら店が閉まっていたので早めに、と思った。
 昼食後少し休んでから庭に出て、梅の実をもいだ。父が13〜4年前に植えた梅の木で、この庭では若木といえる。花はけっこう咲いていたが梅の実はそれほどついていない。2〜3キログラムほどの梅の実が収穫できた。
 友だちに電話して青梅がほしいいかどうか聞くとほしいと返事があったので、家まで持って行くことにした。自宅用に1キログラムあまりを残し、2キロ近くの青梅をあげた。友だちの家にあがり少し話し、ちりめんじゃこの佃煮をもらって帰った。


 生い茂る銀杏並木 雨粒を吸い取りてわれも道もぬれず

 蛇行する川の曲線変わらずに沿いて歩く人は老いたり

 耳四つ鳩の声を聞き居たりわたしと犬と寝床のなかに