朝方は晴れ間が出たが雲が多くなり雨がぱらつく天気に・・・・・・。
午前中は家にいて、昨日、国会図書館に行ってコピーした資料を読んだ。「短歌人」という同人誌だ。
読めば読むほど永井陽子さんという歌人に興味が深まり、もっといろいろな資料を読みたくなる。
いまわたしが集めているのは、1968年から1976年の「短歌」」に掲載されている永井陽子さんの短歌や、歌評、現代短歌論などの執筆した文章だ。
永井さんは18歳から48歳くらいまで「短歌人」で歌人として活動していた。わたしが今「短歌人」に見ているのはその歌歴のほんのスタートの時期で、まだまだ長い歌人としての歴史が続く。
これをぜんぶ追っていくとなるとかなり大変だができるところまでやってみたい。
お昼前に友だちに電話をしたが呼び出しても出なかった。数分後に相手から電話があり、来週会っていろいろ打ち合わせをすることに決めた。
午後は昼食後しばらくしてから家を出た。最寄り駅からバスに乗り、渋谷駅前へ。渋谷駅駅から東京メトロ半蔵門線に乗って永田町駅へ。歩いて7~8分で国会図書館に着いた。
4時から7時少し前まで図書館にいた。ほとんどの時間はパソコンに向かって、デジタル化された「短歌人」バックナンバーの画面を見ながら、必要なページを指定し、印刷するよう指示する操作を続けた。
パソコンで指示された情報は館内の別のパソコンに送られ、そこでプリントアウトされる。
図書館には最長3時間しかし滞在できない。日にちを前もって予約して来館すれば一日ずっといることもできるが、予約するのが煩わしい。予約なしだと4時以降入館し7時までとなっている。
「短歌人」のバックナンバーから永井陽子さんの作品が掲載されている号数とページを書いたノートを紛失してしまった。いくつかの覚書も記してある。明日、図書館に電話して遺失物として届けられていないか問い合わせてみよう。
外に持ち出すノートは紛失する恐れがあるので、大切なことを記したノートは持ち出さないようにこれからはしたい。
国会図書館に敷地に金属製のべンチがあり、若いラフな格好の女性のブロンズ像が座っている。像の横は空いていて、誰もが座れる。その横に座って、本を読んだり、電話をかけてみたいと思っていたが、雨が降る今日はブロンズ像がひとり寂しく見えた。
雨のなか若きおんなのブロンズ像ベンチにひとり濡れて座れり
気がつけば街には雨が降りはじめわが乗るバスの終点とほし
この街のあちこち我がかけらばら蒔かれるとバスより見たり