「短歌人」五月号が届く

 朝から晴れて青空が広がる。風がほとんどなく穏やかな日。 

 数日前に短歌人という結社のホームページから注文した結社誌「短歌人」が今日届いた。昨日メールをいただき、版元に配送を手配したという内容だった。思ったより早く届いてうれしかった。

 永井陽子さんという歌人の全歌集を昨年から読み続けて、その先に何かあるのかなんて何も考えていなかったが、この歌人に対する興味や思いがある方向を目指し始めた。

 大宮図書館に永井陽子展を見に行ったのが大きなきっかけになった。だが永井陽子展の開催を知ったのはインターネットでこの方について検索していたときにたまたまたどり着いたから。

 いくつかの偶然がわたしを導いているような気もする。わたしが遭遇したいくつかの偶然は暗い森の道筋を示す光る小石なのか。それとも本当にただの偶然なのか。

 届いたばかりの「短歌人」をさっそく読んだ。この結社誌を取り寄せたのは、永井陽子さんの特集を組んでいたからだ。今年で亡くなってから21年がたった。2000年1月26日に48歳で亡くなった。

 特集のタイトルは「永井陽子をたずねて」。「永井陽子と定型」「永井陽子と古典」「永井陽子と音楽」など8つのテーマで短歌人の同人たちが執筆している。

 一読したがもう一回メモを取りながら読みたい。昨年から読み続けた『永井陽子全歌集』をもっときちんと読みたいとも思った。その手がかりをこの特集から得られた。

 短歌人を読んだのは午後が中心だった。

 午前中は庭に出て、オオムラサキツツジの剪定を始めた。今日は玄関を出たところに植えたのと、駐車場に後ろや側面に植えたもの、サワラの木の近くに植えたものなど5本ほどを剪定した。

 オオムラサキツツジの花後の剪定はまだ続く。

 夕方はいつも行く等々力駅前のカフェにバスで行った。小一時間、店にいて「短歌人」を読んだ。帰りはスーパーマーケットで少し買い物をしてから歩いて帰った。