梅の木にスズメバチが巣を作り始める

 朝から晴れて午前中は陽ざしがたっぷりだがお昼過ぎから天気が変わった。

 昨日のこと、隣家との境に植えているベニカナメを刈り込んでいた。蜂の羽音がするので上のほうを見たら、梅の木に作り始めの鉢の巣があった。

 よく見るとスズメバチだった。一匹だけいて逆さにお椀をかぶせたようなまだ小さな巣の内壁になにかしている。多分、運んできた巣の素材を張り付けているのだろう。

 わたしの顔と巣の間は1m離れているかいないくらいだが、スズメバチ(女王バチ)は気づかず無心に作業を続けている。

 スズメバチだと思った瞬間、脚立を降り退散した。すぐ大田区区役所に電話をして、スズメバチの巣を駆除する業者を教えてもらい電話をした。

 その業者が今日(土曜日)の午後に来ることになっていたのだが、あいにくの雨となった。

 そこで業者から電話があり、今日は行けないということに。

 明日なら来れそうという話になったが、電話でいろいろ話すうちに話が変わってきて、巣があまり小さいのでもう少し大きくなって女王バチが巣にいつもいる状態になってから巣を蜂ごと駆除したほうがいいということになった。

 お椀を伏せたような状態からテニスボールくらいの大きさの球形の巣になるそうだ。そこまで行くと女王バチは巣の中にいることが多くなり、巣と一緒に駆除できる可能性が高くなる。

 今は電球の笠に似て下がオープンなので巣に女王バチがいるのは作業しているときだけ。巣を取り除くことはできても女王蜂はそのままなのでまたどこかに巣を作る可能性があるといわれた。

 テニスボール大の巣になってもまだ産卵はおこなわれず、攻撃性の高い働きバチが巣の中で孵っていないので、危険はないと言われた。

 女王バチに攻撃性がないことを昨日の業者への電話を知ったので、今日の午前中晴れているとき巣の近くのベニカナメを剪定した。そのときは蜂は居なかったがしばらくして見ると女王バチが巣を作る作業をしていた。こころなしか昨日より大きくなった感じもある。

 スズメ蜂の女王バチは一人で巣作りをして、その後オスを迎えて産卵するようだ。一ことだが、巣が大きくなり生活に支障がでることを考えると仕方ないと思うしかない。

 

 夕方、いつも行く等々力駅前のカフェにバスで行った。1時間くらい梅内美華子の歌集を読み、自分の歌も作った。帰りは歩いて帰ったが途中雨が降り始め、雷鳴がして稲光も見た。そんなに濡れなかったがそれでも全身湿り気を帯びてしまった。

 

 永井陽子さんという歌人が18歳のときから親友の詩人と一緒に作った同人誌「詩線」をせひ読みたいと思い、国会図書館で検索したがなかった。

 思いついて永井さんの展示会を開催している大宮図書館に問い合わせたところ、初刊から最終号まで32冊の「詩線」が図書館で閲覧できると言われた。ただし、閲覧の申込書を提出し、審査を経て了承を得る必要がある。

 その申込書をわたし宛に送ってもらうよう手配した。32冊だから2日くらいかけて読むことになるだろうか。12pとページ数は少ないので一日で大丈夫だろうか。