朝から晴れて、風かなくおだやかな連休の一日となった。
別にどこかに出かけることもなく、家にいた。
ベニカナメの剪定を続きをして、とうとう全部伐り終えれことができた。奥行きのある敷地の隣家との境(隣家は二軒ある)に父が狭い間隔で植えたベニカナ。奥のほうは日当たりが悪く、成長が悪く、枝の分岐も少なく、葉も繁らない。反対に駐車場の横の日当たりがいいところは成長が激しく、枝がどんどん枝分かれして密集し、ぎっしりと葉が茂る。
今日は枝が密集し、上にも横にも枝を伸ばしているベニカナメを剪定した。横のほうは別の日にある程度切ってあるので今日は上のほうを隣の家の駐車場に脚立を置かせてもらい、上って切った。
ついでに隣の家のベニカナメもすっきりと切った。これはわたしが勝手にしたわけでなく、隣の奥さんが切ってほしいようなことを言ったので切ったのである。
お礼だろうか。柏餅やみたらし団子をいただいた。ごちそうさまです!
午前中で8割くらい終え、最後の仕上げは夕方近くにした。
昼食後、午後の早い時間は友だちに電話をした。2時間ほどの長電話だった。
この電話で大きな収穫があったような気がした。この友だちの場合、いつもは友だちの話を聞くことが多く、自分のことはあまり話さず、友だちにうながされて少し話す程度だった。
ところが今日は自分から今まで話したことがないような話をした。話の流れでそうなったのだが自分でも驚いた。友だちもテレビのファミリーヒストリーみたいな話だねと少し驚いていた。
さらに永井陽子さんという歌人の展示会を見に大宮まで行ったことを話し。それだけでは終わらず、いろいろ調べていくかもしれないと話した。
このような近況をスーッと話したい気持ちになったのは自分でも不思議だ。友だちだから話して不思議ではないのだが、いままでのわたしだったら話しただろうか。
友だちとの長電を終えてから庭に出てベニカナメの剪定の仕上げをし、剪定した枝をゴミ袋に入れた。もう6時近くになっていた。