歌集を読んだり、手作りベーコンを焼いたり

 晴れて陽ざしはたっぷり。気温が上がり、日中はエアコンの暖房を使わなかった。

 ほとんど家にいて、図書館から借りてきた歌集を読んだ。小島なおさんの歌集『展開図』である。

 明日開かれる歌会の準備で、みなさんの詠草を読んで18首から5首を選んだ。まだ確定ではなく、もういちど読んで決めるつもりだ。

 午後になり、近所の床屋さんの奥さんが町内会のことで話しに来た。あまり話を聞く気になれず、町内会をやめるつもりだからと話した。

 奥さんが帰ってすぐ町内会のまとめ役に電話をして、次の年度からやめることを伝えた。自分でも驚くほど行動が早い。いろいろなことが積み重なり、かなり嫌気がさしてきたのだろう。

 いちばん嫌だったのは、今年度町会費の集金や回覧板を回す役を担ったわたしになんのねぎらいのことばをかけるでなく、次の負担を受け入れるように話したその無神経さだ。一年間お疲れさまでした、終わったばかりで悪いのだけれど○○○○しようと思うのだがどうだろう?というような話の持ち掛け方なら、まだ聞く耳を持ったかもしれない(それでもどうだかと思うが)。

 これ以上このことを書くと悪口がどんどん出てきそうなのでここでやめる。

 夕方になり、突然冷蔵庫に塩漬けにした豚バラ肉の塊があることを思い出した。1週間前に塩漬けにし、今日の桜チップでスモークしてベーコンを作るつもりだった。いつもは午前中に作るのだが今日は夜になって作った。

 夕食を食べながら、台所で中華鍋に桜チップとザラメを入れ、網を敷いた上に豚バラ肉をのせ、弱火にかけた。2時間ほどでこんがりとしたベーコンが出来上がり。