風が冷たい金曜日、武蔵小杉の歌会へ

 晴れて陽ざしはあるが風が冷たい。

 武蔵小杉の歌会は月に2回火曜日に駅前の高層ビル2階で開かれていた。だがコロナウィルスのワクチン接種の会場になるということで、今まで使っていた会議室が使えなくなり、改めて予約し直したので金曜日の午前中に変わった。

 歌会は朝9時から開かれた。この時間、電車に乗ると中・高校生の姿もあり、一日の始まり感が強い。

 みなさんほぼ時間通りに集まり、6名で歌会が始まった。

 司会者が広い会場(教室形式)の前、白板を背にして座り、他の人たちは司会者に対面して一つのテーブルに2人座る。

 ここの会場は午前と午後、夜に分かれ貸し出しているが、午前に会場を使える時間はは午後より1時間短い。それでも参加者が少ないため、時間があまるくらいだ。

 今回の短歌は全部で15首集まったが、これだという歌がなかった。やや低調で刺激になる歌がなく、さびしい。

 わたしの歌も未消化の歌を1首出してしまい、反省している。完成度の高い短歌を提出するようにしないと、上達は望めないから。

 

春一番名のある風が庭に来て軒のTシャツほんろうしをり

 

今生の別れとなるを知らぬまま友と語らいひし店今日はひとりで