寒い日曜日、掘り炬燵の居間にこもる

 東京は雪は降らなかったようだが冷たい雨が降った。

 朝は5時前に起きて、NHK短歌を見た。テレビ体操をしてNHK俳句を見た。いつもの日常を過ごせるのは幸せなこと。

 今月末締め切りの短歌誌に送る8首は、2つのテーマでまとめてみた。どちらもワードの原稿用紙形式の文書に入力した後、昨日から歌の入れ替えや推敲を重ねている。

 どちらも最初より格段に良くなったがまだ満足できない。もっと考えて推敲して、もっとよくして、どちらか一方を選ぶことにしたい。

 昨日、車で図書館に行き、予約していた永井陽子の全歌集と新たに馬場あき子の歌集2冊『記憶の森の時間』と『あさげゆふげ』を借りた。

 昨日は馬場あき子さんの歌集を読んだが今日は永井陽子さんの全歌集を読んだ。

 やはり、今のわたしには永井陽子さんの短歌が気持ちにぴったりとくる。

 2000年に49歳で亡くなった、永井陽子さんはわたしより一歳年下だ。年齢が近いのも彼女の短歌に魅かれる理由のひとつかもしれないがそれだけではない。

 

 

目刺し好きの父亡くなりて冷蔵庫に見ることもなく幾年過ぎるや